人類に起因する地球温暖化は起こっておらず、むしろ今後寒冷化するという予測が出される

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By Undertow851

地球温暖化は人類の共通の課題であり、二酸化炭素削減に向けて努力しなければならない。果たしてそれは本当なのでしょうか?今までの常識と異なり、過去15年間地球は暖かくなっていないという報告がなされました。それどころか人類が向かっているのは17世紀にテムズ川を氷結させたような小氷期と呼ばれる状態かもしれないとのこと。

Forget global warming – it’s Cycle 25 we need to worry about (and if NASA scientists are right the Thames will be freezing over again) Mail Online

3万地点以上の観測地点のデータに基づいて英国気象庁とイースト・アングリア大学気候研究ユニットが発表によると世界気温の上昇傾向は1997年に終了しているとのこと。

また、20世紀中に非常に大きなエネルギーを放出していた太陽が、これから「太陽活動の極小期」へと向かっていおり、冷夏と長い冬、そして農業可能帰還の短縮などのおそれがあるとの報告も気象学者たちから提出されています。

太陽は11年の周期で活動しており、ピーク時には多数の黒点が現れます。現在の太陽は科学者たちの言う太陽活動の極大期、「サイクル24」に当たります。1月末に太陽フレア連続して起こり、通常よりもはるか南方まで美しいオーロラを出現させたのもその活動によるもの。しかし、黒点の数は20世紀のサイクルのピーク時に比べると半数以下しか現れていません。

NASAとアリゾナ大学の専門家の分析によれば、太陽の表面から19万km部分の磁界の測定結果から、2022年に来ると予想されている次の極大期「サイクル25」は非常に弱いものになる可能性があるとのことです。

英国気象庁が1月に発表した論文によると、92%の確率で「サイクル25」とそれに続く数十年間の太陽活動は1790年から1830年までの「ダルトン極小期」と同程度か、それ以下になる見込みであり、ヨーロッパでは平均気温が2℃程低下する地域もあるとのこと。

しかしながら、太陽のエネルギーの落ち込みは、テムズ川やオランダの運河が凍りついた小氷期の最も寒かった時期、1645年から1715年の「マウンダー極小期」と同程度となる可能性もあります。

ただし、英国気象庁は論文の中で、この影響はとるに足らないものであろうと述べています。理由として、太陽活動の気候に与える影響は人類に起因する二酸化炭素の影響に比べてはるかに小さいからということ。著者の1人、ピーター・スコットは、太陽の活動が2100年まで減退を続けたとしても、「せいぜい地球気温を0.08℃下げるにすぎないだろう」とし、「我々の発見から言えるのは、太陽活動の現象が何百年も続いたとしても、温室効果の支配的な影響をひっくり返すようなことはない、ということだ。」と述べています。

この発表は他の専門家からは激しい反論にもあっています。

「世界気温はこれから50年かそれ以上、今よりもはるかに低下することになるだろう。」と述べるのはデンマーク宇宙研究所、太陽気候研究センター長のヘンリク・スヴェンスマーク氏。「気象学者たちに太陽の重要性を納得させるのは非常に長い戦いです。もっとも、学者の手助けなしで太陽自身がそれを実際に示すことにもなるかもしれません。」

スヴェンスマーク氏は、この論文で英国気象庁が太陽活動の極小気の影響は小さいと言う一方で、同じコンピューターモデルの提示した現在の地球温暖化の停止については言及していないと指摘しています。

2007年に英国気象庁は二酸化炭素のレベルは上昇し続けていることを受け、地球温暖化は再び起こり、2004年から2014年の間では0.3℃の気温上昇があるだろうと主張しています。また2009年には、2009年から2014年のうち3年は1998年の気温の記録を超えるだろうと予測。

その兆候は幸か不幸か現れていませんが、英国気象庁のスポークスマンはこのモデルはまだ有効であり、「この10年の推定は革新的な科学で、推定期間もまだ終わっていはいない」と主張しています。

ノースカロライナ州のデューク大学のニコラ・スカフェッタ博士は幾つかの論文の中で英国気象庁の「2000年以降、現在に至るまで温暖化が継続している」という気象モデルに反論しています。

「もし気温が同じレベルを保つか再び冷たくなるかして、提示されたモデルと記録の間の相違が大きくなれば、全ての科学コミュニティが現状の気象モデルに疑問を呈するでしょう。」と彼は述べます。

スカフェッタ教授は英国気象庁のモデルが太陽活動よりも二酸化炭素により重大な意味を見出すから寒冷化が起こっていないと結論づけているのだと信じています。「本当の問題はそのモデル自体が正確なのかということです。」

一方、アメリカの最も著名な気象学者の1人であるジョージア工科大学のジュディス・カレー教授は、英国気象庁の自信に満ちた予言は理解に苦しむと言います。

「太陽活動の影響について、モデルが持っているかもしれない深刻な欠点を認めるのが責任ある態度です。」とカレー教授は言います。彼女によると、多くの科学者たちは温暖化の停止に驚いてはいません。

彼女は、このことは二酸化炭素以外の、例えば大西洋と太平洋の60年周期の水温のサイクルなどが要因が気温の上下に影響を与えている証拠になるだろうと主張します。

「こうした要因は地球温暖化の枠組みで十分に語られて来ませんでした。過去に大西洋と太平洋が冷たかった1940年から1970年には気候は冷たくなっています。太平洋のサイクルは2008年に冷たい時期に入っており、大西洋もこれから数年のうちに冷たい時期をむかえると考えられています。」

ノルウェー宇宙センターのシニアアドバイザー、パル・ブレッケ氏は「科学者の中には海水温度サイクルの重要性を受け入れるのが難しい人々がいるだろう。もし受け入れたら二酸化炭素ではなく海水温度が1970年から1997年の間の地球温暖化の主原因であることを認めなければならないからだ。」と述べます。

太陽に関しても同様のことが言えます。20世紀中の太陽活動は非常に活発な時期が多かったのです。

「自然は非常に興味深い実験を行うことになるだろう。今から10年か15年で我々は20世紀末の温暖化の原因が人類起因の二酸化炭素なのか、それとも自然の変化の一環なのかを知ることになる。」とブレッケ氏は述べます。

一方、昨年末から世界気温は南太平洋で起こっているラニーニャ現象の影響で0.5℃以上低下しています。

「地球温暖化が停止してからもう10年以上が立っています。我々が納得できるような地球温暖化の証拠が2015年までに現れなかったとしたら、このモデルがデタラメであることがより明確になるでしょう。そしてそうなったとしたら、現在予測されている地球寒冷化の予想がより深刻なものとして受け取られることになるでしょう」と地球温暖化政策基金のベニー・ペイサー所長は語っています。

いったい地球は温暖化して行っているのか、寒冷化していくことになるのか、もちろんこれだけで確たる結論を出すことはできません。人間の二酸化炭素が主原因なのか、それとも太陽の活動や海水温度の周期がより大きな影響を持っているのか、そうした自然の力に加え、石油利権と原子力利権、二酸化炭素排出権ビジネスの話なども絡んできては問題を複雑にしている節も見られます。

これからの生活や社会のあり方に大きく関わる問題なだけに、先入観にとらわれずしっかり意識していく必要がありそうです。

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