「GL01P」「GL02P」は「GL04P」に無償交換可能か、サポートセンターで対応中



昨年11月に消費者庁が下した措置命令から、下り最大75Mbps対応の基地局がわずか4%にとどまっていたことと合わせて明らかになった、イー・モバイルの「Pocket Wi-Fi LTE」こと「GL01P」「GL02P」に関する通信速度の問題。

これは「仮に基地局が75Mbps対応でも、ハードウェアの性能上の問題から30Mbps程度しか出せない」というものでしたが、水面下で無償交換が行われていることが明らかになりました。



ひびの出来事 ( ..)φメモメモ:GL01PをGL04Pに機種交換して頂いた。

EM GL01P・GL02PユーザーにGL04Pを無料配布! : kobulog

イーモバイル「GL01P」を「GL04P」に無償交換してもらえる話

【※追記アリ】GL01P→GL04Pへの無償交換 - にじいろねんりょう。

各個人ブログなどでの報告によると、消費者庁がイー・モバイルに下した措置命令から明らかになった「GL01P」および「GL02P」の性能面での問題について、現在カスタマーサポートセンターで無償交換などの対応が行われているそうです。

問題となっている「GL01P」「GL02P」の性能。基地局が75Mbps通信に対応していても、端末自体の性能によってWi-Fi接続では30Mbps程度しか速度が出ないというもので、パソコンなどとUSB接続した時に75Mbps通信ができるアップデートが提供される予定です。


交換対応が行われているとされる「GL04P」。総務省による電波の追加割り当てが必要となるものの、世界初となる下り最大150MbpsのLTE「UE category 4」をサポートしたほか、アップデートでバッテリー駆動時間が10時間に引き上げられるなど、高い性能を実現しています。


あくまで交換対応はユーザーごとのケースに応じて個人レベルで行われているものであり、性能面の問題が公式発表された11月以降に購入した場合などは対象にならないと思われますが、何も知らずに購入してしまったユーザーが泣き寝入りせずに済む可能性があるというのはうれしいところ。

しかしながら悪質なクレーマーよろしくカスタマーセンターのスタッフをひたすら怒鳴りつけ、相手の弱みに付け込んで無茶な要求を通そうとするような真似だけは避けたいものです。


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