【印度通信 vol.5】時に片足で立ち続け、時にイバラの上に寝そべる苦行者【道端のサドゥー編】



会場に到着するなり衝撃的な光景を目の当たりにしたBUZZAP!取材班。いったいここにはどんな人が集まって何が起こっているのでしょうか。じっくり見てみましょう。

※再掲

まず、クンブメーラ会場以外でこの光景を見たら「ただのしかばねのようだ」と誰もが思うはず。しかし、ここはもちろんクンブメーラ会場。つまり、彼はサドゥー(ヒンズー教におけるヨガの実践者や放浪する修行者)で、彼がやっているのは死んだふりではなく苦行です。


その証拠に目の前のシートにはお米などのお布施がぶち撒けられています。


クンブメーラ会場にはこのようなサドゥーをちょくちょく見かけます。もちろんそうではないサドゥーの方が圧倒的多数です。会場の道端で見かけるサドゥーたちはどのようにこの祭を過ごしているのか見てみましょう。

まずは苦行をしているサドゥーから。彼はずっと右足を上げたまま過ごしています。ずっと右足を使っていないため、左足に比べて非常に細くなっています。右の屈んでいる女性はお布施を置いているところ。



このサドゥーは鋭いイバラの中に身を横たえています。時折こちらを見て微妙にアピールしてくる辺りがちょっとかわいいです。



こちらは(少なくともこの場では)苦行していないサドゥー。車座になって楽しそうに話している一団。


サングラスをかけたファンキーなサドゥー。カメラを向けるとニコニコでアピールしてきます。


自分の敷物に招いてくれるフレンドリーなサドゥーも。


中には小銭やタバコなどをたかってくる人もいますが、ここは彼らの祭典。お布施のつもりで渡してみると面白い体験ができるかもしれません。

次回は【聖者の大行進編】を掲載します。

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