「エアコンは付けっぱなしが最も節電できて経済的」など猛暑のためのエアコン小ネタまとめ

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東日本大震災直後に高まった節電意識。今年は節電目標がなくなるなど、あの時の教訓もふと忘れがち。常識や思い込みに囚われず、正しく節電することで節約にも、熱中症予防にもなる小ネタを集めました。

「エアコンを付けるのは本当に倒れそうになるまでガマンする」、「人の出入りにあわせて細かくエアコンのスイッチをオン・オフする」のように一見もっともらしいけれど節電、節約の観点からは大間違いの「常識」が世間には蔓延しています。3.11以降の節電意識の中でようやく少しずつ広まり始めた本当の節電方法をまとめました。お金も電気も節約できる上に、熱中症予防にも大切な小ワザです。

◆エアコンは涼しい朝からつけろ!
ちょっと暑いくらいならエアコンはガマン、お昼すぎのうだるような暑さで耐えられなくなったらようやくスイッチオン。節約家の模範のような態度ですが、残念ながら逆効果。高くなった室温を低下させるのには、同じ温度を維持するよりも多くの電力を消費してしまいます。さらに、一番暑い時間帯は電力消費のピークとなるため、ピーク時使用電力を押し上げるという結果になってしまいます。

よって、朝方の気温が30度になる前から28度前後でエアコンを付けておいたほうが電力消費を抑えることになる上、電力のピークシフトにも貢献できます。

多くの人が間違ったエアコンの使い方をすれば、その電力を賄うためにより多くの発電所が必要になってしまいます。脱原発を訴える人こそ積極的に朝から適温でのエアコン使用を心がける必要があると言えるでしょう。

また、暑さを我慢することで熱中症の危険が大きくなるうえ、暑い中で急にエアコンを使って気温が下がる事から夏風邪や冷房病などの体調不良も招きます。無駄な節電で体を壊し、医療費までかかることになっては本末転倒。

◆エアコンは付けっぱなせ!こまめなオン・オフはNG。
10分でも人がいない時はこまめにエアコンをオフにする。これもエコに見えますし、電球を始めとした一部の電化製品では正解の「こまめなオン・オフ」ですが、エアコンに関してはNG。

エアコンが一番電力を使うのはスイッチを入れた直後の10分間程度。その後室温が設定温度に近づくと安定運転に入ります。このため頻繁なオン・オフ自体無駄な電力を消費しますし、電源をオフにすることでせっかく冷えた室温が上がってしまえば、再び冷やすために多くの電力を消費します。

(Photo by niallkennedy

◆設定温度は高めに!風量は自動設定がおすすめ。
エアコンの設定温度は1度上げると10%もの節電になるため、できれば推奨温度とされている28℃まで上げておきたいところ。設定温度を下げ過ぎると、その時は涼しくて爽快でも冷房病などの原因にもなるので注意が必要です。

風量は自動設定が最も効率が良いため、節電のためには基本的に自動設定。もし暑いと感じた時は温度を下げるより風量を強めた方が電力を食わないのでおすすめ。風があると体感温度は下がります。扇風機がある場合は併用も効果的です。

◆風向きを変えてムラなく冷房!
温度の低い空気は部屋の下に集まりやすいもの。エアコンの風向きが下を向いていると、足元ばかり冷えて顔は暑いということも。吹き出し口の風向きは水平に近づけてできるだけ部屋の空気をかき混ぜるようにすると効率的に冷やせます。

この時も扇風機があると空気を撹拌できるため、より効率的に部屋を冷やすことができます。

◆フィルター、カーテン、室外機などの環境を整える!
エアコンのフィルターの掃除は必須。シーズンで始めて使い始める時はもちろん、2週間に1度ほどゴミやホコリを取り除くだけで、体感できるほどに冷却効果に差がでます。もちろん電気代も抑えられるため面倒臭がらずにやる価値あり。

そして、エアコンを使う時は日光からの熱を遮るためにカーテンやブラインドを下ろすこと。可能であれば窓に貼り付けるプチプチ状の断熱シートを使うことで、暑い外気による熱の侵入も減らすことができます。もちろん雨戸があるなら閉めましょう。

また、意外と大切なのが普段は見えにくい室外機。吸込み口や吹出し口の近くに障害物があったり枯葉や蔓が巻き付いていることで効率が落ちてしまうこともあります。また、直射日光に当たることで熱交換の効率が落ちてしまうため、ひさしなどで日陰にすると節電効果が得られます。ただし、この時吸込み口や吹出し口を塞いでは元も子もありませんので要注意。

◆シャワーなどで自分自身を冷やす!
暑さに対処する際、実際の温度と同じように重要なのが体感温度。扇風機などの風で体感温度は下がりますが、それ以外にも衣服や汗でのベトつきなどで体感温度も変わってきます。

帰宅後すぐにエアコンを入れて涼むことが多いと思いますが、最初にシャワーを浴びることで、同じ設定温度でも快適度が全然違います。この時水温は38℃前後がおすすめ。水シャワーだと体温が下がるので疲れが出てしまいます。丁寧に身体を洗わなくても1、2分汗を流すだけで構いません。

シャワーから出る前に洗面器に、「ハッカ油」を2、3滴垂らして(よく撹拌してください)浴びるとさらに涼しくなるので試してみてください。強すぎると肌荒れを起こすこともあるので注意。

また、最近はメントール入りのウェットティッシュなども薬局で販売されているので、シャワーに入れない環境の場合は活用してみるのもいいでしょう。

思い込んでいた常識が必ず節電に結びつくとは限りません。そして、ちょっとした工夫で冷房効率をアップさせたり快適に過ごせるようにもなります。梅雨明けと同時に恐ろしい猛暑が日本中を覆って熱中症も多発していますが、少しでも心地よく、そして熱中症にならないように切り抜けましょう。

・参照サイト
家庭用エアコン節電情報 ダイキン工業株式会社

エアコンの上手な使い方 節電のポイント – 富士通ゼネラル JP

レポート1 エアコンのON・OFF 関西電力で実験してみました。[関西電力]

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