50インチの「4Kテレビ」、わずか8万円で販売へ



現行のフルHDテレビを大きく上回る解像度「4K(3840×2160)」を実現した次世代テレビが家電メーカー各社のテレビ事業を立て直すものとして期待を集めていますが、50インチモデルがわずか8万円という価格で販売されることが明らかになりました。



Ultra HD TVs may drop to around US$800 in China during October 1 holiday period

この記事によると、中国の家電メーカー各社が10月から始まるホリデーシーズンに、50インチの4Kテレビを5000人民元(約8万円)で販売する方針であるそうです。

すでに中国では50インチの4Kテレビが1000ドル(約10万円)を下回っており、39インチモデルも同様に値下がりする見通し。液晶パネルは大半が台湾から調達される予定で、65インチモデルは他のモデルほど値下がりしないとみられています。

日本国内で販売されている最も安価な機種が24万円台であることを考えると、実に3分の1程度の価格ということになる中国の4Kテレビ。

画質や機能性といった付加価値で日本メーカー製のほうが優れていると思われますが、消費者はここまで極端な価格差を容認できるのか、そして肝心のテレビ事業立て直しにつなげられるのか……というところが非常に気になります。

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