Googleが買収したロボット会社、ボストン・ダイナミクスとは?

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BUZZAP!でも以前紹介した軍用ロボットWildCatなどを制作しているボストンダイナミクス社をGoogleが買収しました。

ボストンダイナミクスはアメリカ国防総省の軍隊使用のための新技術開発および研究を行う機関、国防高等研究計画局(Defense Advanced Research Projects Agency:DARPA)からの資金援助を受け、歩兵に随伴する輸送用ロボットBigDogの動画で一躍有名になったロボット会社。

Boston Dynamics Dedicated to the Science and Art of How Things Move.

向い合って足踏みをするような不気味な動きを始め、胴体部分を蹴られても氷の上で滑っても即座に態勢を立て直せる姿勢制御技術で話題となりました。

BigDog Overview (Updated March 2010) – YouTube

他にボストンダイナミクス社の開発したロボットとしては、原発事故などでの使用を想定した災害対策用の人型ロボットAtlas。

Atlas Revealed Boston Dynamics’ DARPA Robot – YouTube

2階の高さまでジャンプできる小型ロボットSand Flea。

Sand Flea Jumping Robot – YouTube

人間の足より早い時速26kmであらゆる地形を走破できるWildCat。

Introducing WildCat – YouTube

垂直な壁を登ることのできるRiSEなど。

Boston Dynamics RiSE V2 and V3 – YouTube

ボストンダイナミクスは元マサチューセッツ工科大学教授のMarc Raibertさんによって1992年に設立され、アメリカ合衆国国防総省や国防高等研究計画局との繋がりが強い他、Sand Fleaは米陸軍所属の先端装備調達部署REF(Rapid Equipping Force)の資金提供で開発されるなど、米陸海空軍との関係が密接です。

こうした経緯から、今回のGoogleのボストンダイナミクスの買収に対してネットユーザーからは戸惑いの声も聞こえます。

Googleがこの半年のうちに買収したロボット関連会社はこれで8社目。今回の買収はAndroid開発責任者のAndy Rubin技術部門担当副社長に寄るもの。

世界最大の検索エンジンとしてインターネット上に君臨し、Google Mapで世界中の地形や道路網を把握するGoogle社がこうしたロボットをどのような用途に用いていくのか、非常に興味深いところです。

Google Adds to Its Menagerie of Robots – NYTimes.com

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