「PS3を手放してXbox Oneをゲットしよう」、マイクロソフトが下取りキャンペーンを実施



PS3に1年先駆けることで一定のアドバンテージを保っていられたXbox 360とは異なり、同時発売となった上、価格もPS4のほうが安い……という状況に陥っているマイクロソフトの次世代ゲーム機「Xbox One」。

当然マイクロソフトはやや苦戦を強いられているわけですが、それを打開するかもしれないアプローチを実施しています。以下から。

Microsoft: Get an Xbox One for $399 if you "ditch" your PS3 - GameSpot

海外メディア「GameSpot」の報道によると、マイクロソフトはアメリカの一部店舗において、通常499ドルのXbox OneをPS4と同じ399ドルで販売するプロモーションを3月2日まで実施しているそうです。

条件は「PS3(Xbox 360でも可)を手放すこと」で、これにより店舗で利用できる100ドル分のクレジットが支給され、Xbox Oneを安価に購入できるできるようになる……という仕組み。


なお、2013年末までに販売されたPS4は420万台であるのに対し、Xbox Oneは390万台出荷したうちの300万台しか販売されていないほか、イギリスでもPS4とXbox Oneの販売数量比が1.5:1になるなど、次世代ゲーム機戦争はマイクロソフトの苦戦が目に見える形に。

ハードウェアが成熟し、安定してタイトルが供給される「収穫期」に差し掛かっているPS3本体を下取りすることで、ライバル陣営の体力を削ぎつつ、ユーザーをそのまま自社陣営に引きこむというのが今回の施策の目論見であると考えられます。

国内最後発でiPhone販売に参入したNTTドコモが振るった「他社版iPhoneの下取り」という大ナタを思い起こさせる内容ですが、はたして効果はあるのでしょうか。また、ソニーが応戦して同様の施策を展開するようなことがあれば、それはそれで面白いことになりそうです。

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