美術史の中で異彩を放ち、カルト的な人気を誇る500年前の画家、ヒエロニムス・ボス。彼の代表作「快楽の園」に書かれた楽譜が再現されました。
1450年生まれの初期フランドル派の画家、ヒエロニムス・ボス。500年以上前の人物にもかかわらず、シュルレアリスム絵画を思わせる幻想的で異様な絵画を描いたことから現代でも多くのファンを持ちます。
そのボスの代表作が三連祭壇画（3枚のパネルからなる祭壇画）の「快楽の園」。
（クリックして拡大）
天国、現世、地獄がそれぞれのパネルに描かれ、奇妙な化け物や亡者、オブジェに満ちているのですが、この中の「地獄」には巨大な楽器に押しつぶされ、尻に楽譜の書かれた人物が描きこまれています。
この楽譜をオクラホマ・クリスチャン大学の女子大生Ameliaちゃんが再現。以下のリンクから視聴可能です。
CHAOSKAMPF, Luke and I were looking at Hieronymus Bosch’s...
この楽譜、現在の五線譜とは違って線が4本しかないため、グレゴリオ聖歌に使われた記譜法と見ることもできるようです。実際の音楽については…感想はいかがでしょうか？ボスの絵画そのものに比べると単調に聴こえてしまうかもしれません。
Dangerous Minds A little ass music Hieronymus Bosch’s 500-year-old butt song from hell
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