猫好き国と犬好き国の分布がひと目で分かる世界地図

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Photo by Egidio Maurizio

猫好き人間と犬好き人間があるように、国にも猫好きと犬好きの違いがあります。その分布を世界地図で表すとこんなことになっていました。詳細は以下から。

マーケット・リサーチ会社Euromonitorは世界54カ国でペットとして飼われている猫と犬の数を比較、世界地図に表しました。

猫が犬の2倍以上の猫好き国は深緑、同数から2倍までのやや猫好き国は薄い緑、猫が犬と同数から半分までのやや犬好き国は薄い紫、猫が犬の半分以下の犬好き国は濃紫となっています。灰色はデータなしの国を表しています。

Where cats are more popular than dogs in the U.S. and all over the world - The Washington Post

スペイン、ポルトガル、アイルランドを除いた西欧諸国には猫好き国が多く、南アフリカ共和国とアジアの大半は犬好き国となっています。また、中東とアフリカの一部では歴史的に猫に高い価値がおかれており、逆に南米では犬が家族の一員とされる文化があります。

日本も他のアジアの多くの国と同じように犬好き国の一員との結果に。シンガポール、マレーシア、インドネシアなどのイスラム圏が猫好きなのが特徴的です。

なお、調査結果によると、理由は不明ですが非常に発達した先進国ではペットの猫と犬の数が均衡してくるとのこと。これは宗教や歴史、文化に関わらず世界的に見られる傾向とのことです。

個人的に猫派か犬派かという話が国の発展とともに数が変わらなくなっていくのは面白い傾向です。どちらにせよ好きな方を飼いたいものですが…。

（Photo by Egidio Maurizio）