富裕層が得た富は庶民にも流れる「トリクルダウン理論」の問題点が一目で分かる画像

このエントリーをはてなブックマークに追加

大企業や富裕層が力を付ければ、いずれ彼らが得た富は庶民などにも下りてくる……という「トリクルダウン理論」を根拠に、富める層への税負担などを引き下げるような経済政策が「アベノミクス」の目玉として展開されている昨今ですが、その問題点を分かりやすく解説した画像があります。詳細は以下から。

これがその画像。戦史・現代紛争史を研究する山崎雅弘氏がツイートしたところ、爆発的な反響がありました。

トリクルダウン理論の理想的な姿。富裕層や庶民などの層をグラスタワーに見立て、そこにワインを注ぐと、富裕層のグラスからあふれたワインが下の方にもそそがれていく……というもの。

しかし実際に起きるのは、「ワインをどれだけ注いでも、注いだ分だけ大きくなった富裕層のグラスが独占してしまい、下に流れることはない」という、なんとも無情な事態です。

また、トリクルダウン理論の問題点は以下のような「企業の利益という強固なダムに塞がれて富が流れてこない」「富裕層の尿を貧困層の頭にかけてやるようなもの」といった風刺画の形でも描かれており、いずれも「本来望まれるような形での再分配が行われない」という点に批判が集中しています。

Paul Ryan Cracks Under Pressure and Admits Romney’s Tax Plan is Trickle Down

Horses and Sparrows: The myth of ‘trickle down’ economics | New Maine Times

Trickle_Down_Economics_by_calebzweifler.jpg (900×894)

・2014年11月18日14:13追記
記事に寄せられた反響の中に、あまりにも切ないものがありました……。

はなさんさんはTwitterを使っています: “ウチの取引先の今期利益予測が前期比4倍なのに、ウチには引き続きコストダウンの要請。”

・関連記事
若者が選挙に行かないとどれだけヤバイのかが一目で分かるシンプルなデータ | BUZZAP!(バザップ!)

これがホントの貧困ビジネス!?安全、快適に貧困層体験ができるスラム街がテーマの高級リゾート「Shanty Town」 | BUZZAP!(バザップ!)

世界で最もレイシストの多い国が明らかに | BUZZAP!(バザップ!)

激化するイスラエル・パレスチナ紛争、どれだけの人々が犠牲になったのかが一目で分かるグラフ | BUZZAP!(バザップ!)

このエントリーをはてなブックマークに追加