下村文科相が幹事長を務める超党派議連「人間サイエンスの会」のカルト臭がハンパないことに

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自民党の下村文部科学大臣が幹事長を努める超党派の議員連盟「人間サイエンスの会」。この会の講演会のテーマがスピリチュアル全開でカルト臭が凄まじいことになっています。詳細は以下から。

人間サイエンスの会(NS)はNPO団体である国際総合研究機構(IRI)の創立者が創設した超党派の国会議員連盟で、説明によると「主として人間に係る潜在能力や地球の未来について研究・議論・推進する会」とされています。

人間サイエンスの会は会長を自民党所属の山本有二衆議院議員が努め、幹事長にはなんと下村博文文部科学大臣の名前が見られます。

その他にも幹事として自民党の古川禎久衆議院議員、民主党の大島敦衆議院議員、松原仁衆議院議員が名を連ね、事務局長は自民党の宮下一郎衆議院議員という、現役閣僚を含む国会議員約20人による錚々たる議員連盟。

しかしこの人間サイエンスの会、何から何までが胡散臭く、カルト臭さが充満しています。

まず、親組織となるIRIのサイトには研究論文の「瞑想者のキュウリへの非接触効果」が外国誌に掲載されたことが掲載されており、月刊「ムー」が超心理学レポートとして6ページに渡り大きく紹介したと誇らしげにコメント。

さらに自らの機関紙「I.H.M.WORLD」でも「世界初!『瞑想とピラミッドパワー』を科学的に検証する!」とした特集を組んでいます。

IRI 国際総合研究機構

機関紙上ではピラミッドパワーだけでなくフリーエネルギー、バシャール、ヘミシンク、チャネリングメッセージなどのスピリチュアルワードが次々と登場。そしてこちらの動画がその研究に関すると思われる動画です。キュウリにヒーリングを施しています。

ヒーリングを実証する科学的な実験 at 国際総合研究機構(IRI) – YouTube

この時点でドン引きなのですが、当の人間サイエンスの会の講演会も負けてはいません。衆議院第一議員会館で主に開催されるという講演会は次回で169回を数え、これまでのテーマも「気療講座 自他治癒力を身につけよう」「抹殺された神より視る、作られた日本近代神話」「神から授けられた無限なる叡智、潜在能力引出し法」「奇跡のオンパレード ~世界が認め始めたゴットミラクル~」などなど。ちなみに来週1月21日に開かれる169回講演会に至っては「あの世はある! -ヘミシンクが可能とする死後体験-」となっています。

人間サイエンスの会 超党派 国会議員連盟

オカルト、スピリチュアル、トンデモ科学、カルト、言い方はいくらでもあるでしょう。しかしこのような議員連盟に20人もの国会議員が参加し、その中でも教育や科学技術の振興に責任のある文部科学省のトップである文部科学大臣が幹事長を務めているというのはどうにも解せるものではありません。

幸福の科学大学の霊言を「科学的根拠を持って一般化・普遍化されているとはいえず、学問の要件を満たしているとは認められない」と切って捨てた文部科学省にはぜひこのIRIの研究とNSの講演会、そして自らの省のトップがこの議連に参加していることについてのコメントをいただきたいところです。

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