橋下大阪市長の「大阪都構想再挑戦」への釈明、「ラストチャンス」の解釈が斜め上過ぎる

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政界を引退し、大阪都構想を撤回した橋下大阪市長の再挑戦への釈明が斜め上過ぎると話題になっています。

5月17日の大阪都構想を「大阪府、大阪市、一つにまとめるラストチャンス。前に進めましょう」と推進しながらも住民投票で敗北し、政界引退を明言した橋下大阪市長。同時に「受け入れられなかったことで、やっぱり間違っていたということになるんでしょうね」として大阪都構想をもう持ち出さないことも明言していました。

橋下市長、さばさば会見 「間違っていたんでしょうね」:朝日新聞デジタル

しかし、9月3日になって橋下市長は信じ難いことに「大阪都構想」の実現に再挑戦すると明言。しかも「『ラスト』とは、都構想以外では二重行政はなくならない、唯一という意味だ」などと意味不明な解釈を行っています。

英語を少しでも勉強したことのある人であれば、「last」がこのような「唯一」という意味を持っていないことは当然のように理解できます。もしこうした意味合いで使うのであれば「only」もしくは「one and only」とする必要があります。

もちろん弁護士資格を持つ橋下市長がこんなことを知らないはずもなく、つまりは「大阪都構想」を再び持ち出すための屁理屈と断ずる以外にありません。また、住民投票の結果が得票率で0.8%差であったことを持ち出し

「全部否定されたわけではない。『ラストチャンスと言ったんだから二度とやるな』と言うのは政治を知らない人の意見。ダブル選で有権者の意思が出ればバージョンアップをやるべきだ」

などと、いつも通りの橋下節を振り回しています。今のところは「政治家」は引退するとの方針は崩していませんが、引退後の再挑戦を匂わせた発言もあり、今回の大阪都構想再挑戦を見れば、いつ復活を目指してもおかしくない情勢です。

さて、11月のダブル選挙で再び大阪都構想の是非をつきつけられることとなった大阪府民、ころころと変わる橋下市長の発言はどこまで支持を得ることができるのでしょうか?

それ以前に大阪維新の会に参加を希望する議員に対して「今までやってきたことと、今日言っていることが全然ちゃうやんということになればね、一緒にはチームを組めませんからね」と松井大阪府知事が明言していましたが、臆面もなく前言撤回を続ける橋下市長とチームを組むことはできるのでしょうか?

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