色から名前をはずす、KOKUYOの「なまえのないえのぐ」の限りない自由度が海外でも話題に



チューブに色の名前のついていないえのぐをKOKUYOが発売することになりました。詳細は以下から。

絵の具のチューブの色の名前。片っ端から覚えた記憶、ありませんか?知らない名前の色がずらりと並んでいるのは心躍るものでした。でも、もしかしたらその色の名前が逆にあなたを縛っていたのかもしれません。

KOKUYOが新しく発売する絵の具のチューブには色の名前が書かれていません。その代わりにマゼンタ・イエロー・シアンの基本色と、その組み合わせがチューブに描かれています。


子供たちはその色の組み合わせがどんな色彩になるかを言葉ではなく目で感じ、そして次々と新しい組み合わせを試していけるようになるという仕掛けです。


作者のデザイナーユニットいま、もてき(今井 祐介、茂木 彩海)さんの「『水色』という色がある。でも蛇口から出てくる水は、そんな色じゃない」という幼少期の疑問がきっかけとなって生み出されたのがこの「なまえのないえのぐ」。


名前に縛られずに色を掛けあわせ、そこから逆に「これは○○のいろ」と連想していくという、限りなく自由度の高い遊び方を楽しめそうです。

発売は10月中旬からの数量限定で、販売価格は1800円。子供向けのプレゼントとして喜んで貰えそうです。

なまえのないえのぐ|商品化された作品|KOKUYO DESIGN AWARD(コクヨデザインアワード)|コクヨ

このコンセプトは海外でも高く評価され、以下のサイトでの紹介記事は6万を超えるいいね!を獲得しています。

Japanese Designers Create Nameless Paints To Change The Way Kids Learn Colors Bored Panda

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