【追記あり】ツイッターの「#菅官房長官語で答える」ハッシュタグが恐ろしい無敵論法だと驚愕の声

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映画作家の想田和弘氏がツイッターのハッシュタグを用いて行っている実験が恐ろしいと話題になっています。詳細は以下から。

これまで幾度となく「全く問題ない」「批判は当たらない」などと記者会見で繰り返し批判をかわしてきた菅官房長官。説明責任を果たしていないとの批判もありましたが、当たり前のように発せられるこれらの言葉にいつしか慣れてしまった人も多いのではないでしょうか。

「選挙」「精神」「演劇1・2」などを観察映画という独自の手法で撮影してきた映画作家の想田和弘氏が昨日からツイッター公式アカウント上で始めた実験が、菅官房長官の実際の言葉を用いて延々と自分へのリプライに答えていくというもの。

想田氏はハッシュタグ#菅官房長官語で答える を用いてこの返答を行っていますが、どんな問いかけや誹謗中傷に対しても幾つかのパターンで応答できてしまう上に、それらを無効化してしまうまさしくマジックワードであることが明らかにされていきます。

フォロアーらも最初は微笑ましく見ていたものがそのうち苛立ちを覚え始め、最後には恐怖を感じさせるという事態になっており、通常届いていたクソリプ(編集部注:クソのようなリプライ)も激減してしまったとのことです。

ついにはこれは想田氏の新しい表現活動の一部と言えるのではないかとの意見も。

これがあくまでも現役の官房長官の記者会見での発言のコピペであるという事実から、政権と国民との間の意思の疎通が恐ろしいほどにできていなかったのではないかという感想が多くの人から漏れ聞こえてくるようになります。

さらには#橋下語で攻撃 #安倍語で補足 というハッシュタグも登場、バリエーションは豊かになりましたがコミュニケーション不在は進む一方

ツイッター上では大喜利になりがちなハッシュタグという存在で、あくまで大喜利を装いながらも官房長官らの実際の発言を用いることで炙りだされたものは何だったのか。慣れてしまった記者会見ではなく、別の人の口から同じ言葉が出ることで、見えてくるものもありそうです。

なお、このタグについてはこちらのtogetterに多くのつぶやきがまとめられています。

【追記】
想田氏が自らのFBでこの実験についての解説を行っていましたので追記します。

#菅官房長官語で答える コツは、相手の質問や抗議に対して決して答えないこと。自然にしていると、思わずうっかり答えそうになるんですけど、そこをグッとこらえる。そして木で鼻を括ったような定型句を繰り出す。するとコミュニケーションがそこで遮断され…

Posted by 想田 和弘 on 2015年10月1日

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