代官山AIR、2015年12月31日で閉店へ



日本のクラブシーンに大きな影響を与え続けてきた代官山のクラブAIRが今年の12月31日で閉店することが告知されました。

代官山に2001年9月にオープンしたAIR。ハウス、テクノ、ヒップホップに始まり数限りないジャンルのPartyが開催された、21世紀の東京のクラブシーンを牽引してきた老舗のクラブです。

そのAIRが14年の月日を経て2015年12月31日に閉店することが本日公式HPに以下のように告知されました。

We’ll Dance Together in the Future!
AIRを愛してくれた、すべてのパーティピープルへ

2001年9月、代官山の裏通りに一つの灯りがともりました。
それは、21世紀の東京クラブシーンの始まりに希望をもたらす灯りだったと思います。
以来、AIRは14年以上にわたる永いミュージックジャーニーを
皆様ととともに続けてきました。
そして今、その旅がついに終点へたどり着こうとしています。
クライマックスは2015年12月31日。
新年へのカウントダウンの日を最後に、AIRはクローズすることになりました。
これまでの皆様の愛情に、スタッフ一同心より感謝しています。
また、最終日まで素晴らしいパーティを開催できるように全力を尽くします。

いつの日かまた、新しい空間で皆様とダンスできることを願って。

AIR

AIR WEB 閉店のお知らせより引用)


10月13日には六本木のサルサの名店「Paraiso」が改正風営法の影響で今月末に閉店というニュースが飛び込んできたばかり。今回のAIRの突然の閉店告知がどういった理由によるものかは明らかにされていませんが、代官山のような住宅街に隣接した立地での特定遊興飲食店の営業の可否については法改正後も議論になっているため非常に気になるところではあります。

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