日本初の昆虫を発酵させた調味料「イナゴソース」が発売

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昆虫食の新たなステージが始まりました。イナゴを原料にして発酵させた調味料が発売されています。

今年の8月にBUZZAP!取材班が体験取材を行った関西最大規模の昆虫食イベント関西虫食いフェスティバル。その場で「ムシ×発酵=昆虫ソース」というテーマで講演を行ったのが和歌山県で地域活性化のためにいなか伝承社を立ち上げた田中寛人氏でした。

田中氏は講演の中で、日本の昆虫食の中では「イナゴの佃煮」などとして認知度が高いイナゴを材料に調味料を開発していることを発表、今秋発売とされていましたが、ついに正式に発売されました。これは日本の伝統的な醤油醸造技術を用い、タンパク源として大豆の代わりに昆虫を使ったもの。日本で初めての「昆虫発酵調味料」であると同時に日本で初めての「液体昆虫食」となっています。

今回発売となったラインナップはイナゴソース1号(醤油麹)とイナゴソース2号(米麹)の2種類。材料は無農薬耕地で採取されたイナゴと塩、酒精、そしてそれぞれ醤油麹と米麹のみを使って10ヶ月熟成されています。

見た目の通りイナゴ本体は入っておらずあくまで液体状のため、ヴィジュアル的に昆虫食はちょっと…という人のスターターとしては最適。1本100ml瓶の2本セットで送料別の5400円となっています。購入はこちらの公式HPから。

なお、カイコやミールワーム、トノサマバッタなどを用いた試作品10本セット(各30mlずつ)も16000円で販売されており、上記HPから注文可能です。

気軽に楽しめるようになるにはまだちょっとお値段が高めかもしれませんが、昆虫が貴重なタンパク源として、そして美味しい食材として理解と認識が広まってくるに連れてこうした昆虫調味料も日常的に楽しめるものになってゆきそうです。

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