Wi-Fiルーターから部屋の中の電気機器の充電が可能に

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Photo by Clive Darra

部屋に置いたWi-Fiルーターから充電器無しで電気機器が充電できる時代が到来しそうです。詳細は以下から。

スマホやタブレットなど、いくつもある電気機器を全部しっかり充電するのは面倒なもの。部屋に置いておくだけで勝手に充電できたら…というタイミングもあるのではないでしょうか。

この技術はPoWiFi(Power over Wi-Fi) と呼ばれるもので、電源への直接の接続なしでWi-Fiルーターからの電波によって電気機器を充電できてしまいます。もちろん多チャンネルでの供給が可能なため、普通にWi-Fiでデータ通信をしながら充電もできるという優れもの。

開発を行ってきたワシントン大学のVamsi Talla博士によると

我々はこれまでWi-Fiルーターからデジカメなどの充電ができることを示してきたが、それだけではなくWi-Fiルーターとしての機能と電源供給を共存させることができるシステムだ。これによってWi-Fiの品質を落とすことなく充電が可能となる。

とのことで、実現すればまさに理想的です。実際に6家庭で実験を行ったところ、どの家庭でも動画再生やインターネット閲覧などで速度の低下などは実感されませんでした。

ただし、現時点では充電させたい電気機器側に受信用のアンテナを取り付ける必要があるとのことで、単に部屋に置いておくだけで充電できるようになるのはもう少し先の話になりそう。

既に同じ部屋のWi-Fiルーターから5mの距離に設置された監視用小型カメラに電力を供給できることが明らかにされていますが、最新のPoWiFiの実験では、Jawbone社のアクティビティトラッカーUPを2.5時間で0%から41%まで充電できています。これは80分でフルチャージできる付属の充電器と比べるとまだまだ遅いですが、今後改良が進められる予定です。

充電速度と信頼性、そしてアンテナ無しでの充電など、今後も改良点は少なくありません。ですが、Wi-Fi環境さえあれば勝手に充電できるとなれば、これまでのようなスマホの電池切れでのストレスやトラブルなどは随分と解消されることになりそうです。

You Could Soon Be Charging Your Devices With Wi-Fi IFLScience

(Photo by Clive Darra

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