やはり早すぎた「4Kスマホ」、ソニーに誰もついてこない形に



2015年冬モデルとしてソニーが発売した「Xperia Z5 Premium」。

世界初の4Kディスプレイ搭載スマホなだけあって注目を集めましたが、残念ながらメーカー各社が追従する気配は当面無く、コンテンツも満足に無い中、ソニーだけが先走る形となりそうです。詳細は以下から。

台湾メディア「DIGITIMES」の報道によると、SamsungやLG電子は2016年に発売する自社製スマホに引き続きQHD(2560×1440)ディスプレイを搭載する見通しだそうです。

これは現時点でスマホに4Kディスプレイを搭載しても、以下のようなデメリットしか無いため。

・消費電力や発熱面で不利になる
・ディスプレイメーカーが量産体制に入れるほど十分な注文が無い
・そもそも4Kコンテンツが不足している


なお、4Kを活用したサービスについては、携帯電話会社などもまだ提供に踏みきる段階ではなく、本格的に普及するのは2018年以降に商用化される第5世代携帯電話(5G)以降になるとされています。

Samsung likely to stick with QHD displays for smartphones in 2016

・関連記事
ソニーがXperia Z6以降のモデルを大幅削減か、まさかの年2機種展開に | BUZZAP!(バザップ!)

スマホ向けの「11K(10560×5940)」ディスプレイ開発へ、正気を疑うような解像度に | BUZZAP!(バザップ!)

「バッテリー食うだけだから4Kディスプレイは不要」、スマホメーカー幹部が高解像度化に苦言 | BUZZAP!(バザップ!)

Xperia Z5/Z5 Compact/Z5 Premiumで4K動画撮影実験、発熱に一番強いモデルが明らかに | BUZZAP!(バザップ!)


フォローして最新情報を手に入れよう

モバイルに関連した楽天商品(PR)