ツイッターが政治家の削除発言収集サイト「Politwoops」のアクセス遮断を解除、公人に説明責任を果たさせる方針に



ツイッター社が政治家のツイートに対する方針を180度転換させました。詳細は以下から。

今や個人から芸能人、企業、政治家まで多くの立場の人や組織が利用しているSNSのツイッター。自らのツイートを削除する機能が搭載されていますが、政治家がツイートを削除した際に、その発言へのアクセスを再開すると発表しました。

これは政治家が削除したツイートを収集して公開しているサイト「Politwoops」から当該ツイートへのアクセスを認めるようにするというもの。2015年にツイッター社は一度このサイトからの削除ツイートへのアクセスを遮断していましたが、180度方針を転換したもの。

ツイッター社は「公人に説明責任を果たさせる」と説明しており、この方針転換は「公の議論にいっそうの透明性をもたらす」ものになるとのこと。

Politwoopsはオランダに本部を持つOpen State Foundationが立ち上げたもので、現在は世界30カ国の政治家の削除ツイートを収集しています。今回はツイッター社とOpen State Foundation、アメリカ合衆国の政治家を監視しているSunlight Foundation、さらにはあらゆる人にオープンで安全なコミュニケーションをもたらすことを目的とするAccess Nowが協議を行った末に合意したものとなります。

日本でも政治家のツイッター上でのデマ、暴言、失言などは枚挙に暇がありませんが、残念ながら現時点では日本版Politwoopsは登場していません。今回の復活に伴い、政治家の発言を監視する動きは日本でも広まることになるのでしょうか?

TwitterがPolitwoopsへのAPI提供を再開、政治家たちの失言をまた見られる TechCrunch Japan

ツイッター、政治家の削除ツイートへのアクセス遮断を解除 写真1枚 国際ニュース:AFPBB News

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