新聞紙のように丸められる大画面の有機ELディスプレイをLGが開発



2018年発売のiPhone 8(仮)への搭載に向けてSamsung、LG電子が大規模投資を進める有機EL。

有機ELは曲げられるため、湾曲したディスプレイなど、今までの発想にとらわれない製品を開発できる点も注目されていますが、筒のように丸めることができる大画面のものが開発されました。

LGディスプレイのプレスリリースによると、同社は1月6~9日にアメリカのラスベガスで開催される「CES 2016」に有機ELや液晶を用いた最先端の製品を展示するそうです。

展示されるのは劇場用映画の作成・編集に最適な幅広い色域や、HDR機能で完全な黒を表現できる高いコントラスト、広視野角を実現した65インチおよび77インチの4K有機ELディスプレイなどのプロユース向け製品。

さらにコンセプトモデルとして新聞紙のように筒状に丸められる30R・18インチのディスプレイも展示される予定です。


ほかにもデジタルサイネージなどの用途に向け、紙のように薄い55インチの有機ELテレビ向けディスプレイや、8K液晶なども展示されるとしており、同社が持つ液晶および有機EL分野でのアドバンテージを市場に示す形となります。

LG Display Unveils the Latest Cutting-edge Displays at CES 2016

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