大麻OKの映画館から大麻配達サービスまで、米国で合法大麻の定着進む

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嗜好目的での大麻の合法化が相次ぐアメリカ合衆国。大麻関連ビジネスが次々とローンチされ、大麻文化の定着が進んでいます。詳細は以下から。

ワシントン州、コロラド州をはじめ、5つの州とワシントンDCで現在合法化されている嗜好品の大麻。2000億円規模の産業になるとも言われるこの合法大麻は、既に少なからず経済の活性化に貢献しています。

嗜好品の大麻を販売するショップが開設され、多くの雇用を生んでいることは以前コロラド州を例に説明したとおり。さらには合法大麻を楽しむための国内外からのツアーによる観光客の増加なども大きな影響のひとつです。

また、BUZZAP!でも以前取り上げた大麻の有効成分入りのコーヒーなどのプロダクトも開発されるなど、大麻の合法化は次々と新しいビジネスを生み出しています。

しかし関連ビジネスは実際に大麻を扱うだけではありません。コロラド州では6000通を超えるリクエストにより、世界で初めての大麻OKな映画館が誕生します。

州都デンバー市内のZebulon Pike 16 Movie Theater Complexというシネコンは「Theatre 13」を「Pot Palladium」の名前で2016年8月15日に新装開店。ここでは映画を見ながら自由に大麻を吸引できるようになります。なお、上映される映画は全てR指定なのでもちろん子どもは入れません。

そしてワシントン州の州都シアトルでは嗜好目的の大麻の配達サービスが認可されようとしています。この配達サービスを全力で推し進めようとしているのはEd Murrayシアトル市長その人。

その理由としては、現在シアトル市内では19の認可された嗜好目的の大麻の販売店が存在していますが、無認可でそうした大麻を配達するサービスを行う業者が24にも上っていることが挙げられます。

市長はこうした無認可の業者を撲滅するために州法を作り、合法的な大麻の配達サービスの許認可を行う考え。これによって21歳以上の消費者の自宅への大麻の配達サービスが正式に行われることとなります。

単なる金儲けとしてのビジネスにとどまらず、官民挙げて大麻をブラックマーケットから法的な規制や認可を伴った正式な嗜好品として定着させようとする努力が各地で行われていることが見て取れます。

こうした取り組みが成功してゆくことで、大麻に対する見方は今まで以上に大きく変化していくことになりそうです。

Seattle city leaders want marijuana delivery service

The First Marijuana Movie Theatre Opens In Denver – TNM NEWS

(Photos by eggrole

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