三重県伊賀市が同性パートナー制度を導入、宝塚市に先駆け4月から実施へ

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忍者の里として全国的な知名度を誇る三重県伊賀市が今年の4月から同性パートナー制度を導入することが明らかになりました。

先日BUZZAP!では兵庫県宝塚市が東京都以外で初めて同性パートナー制度を導入することをお伝えしましたが、開始時期ではそれを追い抜く形で三重県伊賀市が4月からの導入を決めました。

伊賀市は2月16日に市議会に対し、性的マイノリティの人を支援する取り組みとして同性パートナー制度を4月から開始すると声明しました。条例を制定する「渋谷方式」ではなく、同性カップルが提出したパートナーシップ宣誓書に対して要綱によって受領証を交付する「世田谷方式」です。

対象は互いを人生のパートナーとして既に生活を共にしているか、今後共にする約束を交わした同性カップルで、受領証は市営住宅入居資格に親族要件と適用されるようになる上、市立病院では同性パートナーが手術同意書にサインしたり、病状説明が家族と同じように受けられるようになります。

世田谷区との違いとしては、世田谷区は同性カップルが宣誓書を提出すればよいだけであるのに対し、伊賀市では宣誓書に住民票と本籍地が発行する独身証明書の添付が必要となっています。条件としては20歳以上で市内に住所がある、もしくはどちらかが市内に転入を予定していることとあり、市外への転出やカップル解消の際も届け出の必要があります。

岡本栄伊賀市長はこの件について

いろいろな生き方が認められる、多様性を認め合う社会は、誰もが住みやすい社会ではないでしょうか。今年はG7の伊勢志摩サミットが開かれます。日本以外の先進国では、そういったケアができています。開催県の市として、そうした国際的な共通認識を市民と共有していくことが大事で、それが今だという風に思います。

とコメントを出しています。伊賀市が同性パートナー制度を導入するきっかけのひとつは2015年に行われた民間調査で7.6%がLGBTなどのセクシャルマイノリティであるとの結果が出されたこと。伊賀市にこの割合を当てはめると5000人から7000人が該当するのではないかということで今年1月にプロジェクトチームを発足、1月半あまりでの導入が決まるというスピード決定でした。

結果的に宝塚市を追い抜くフットワークの軽さを見せた忍者の里、伊賀市。今後追随する動きは加速するのでしょうか?

4月に受付開始、支援へ 同性のパートナーシップ宣誓書 伊賀市 – 伊賀タウン情報 YOU – ニュース

全国3例目の同性パートナー認定へ 三重・伊賀:朝日新聞デジタル

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