これはヤバい!ビー玉を使った木製で手動式のアナログ「DTM」マシーンが想像を超えすぎている



DTMを完全アナログにしてみたらどうなるのか。こんなとんでもないことになりました。

今やお馴染みの存在となったデスクトップミュージック(DTM)。作曲ソフトでループやメロディを作って組み合わせ、楽曲を仕上げていきますが、このソフト内で起こっていることを全部ハードウェアにしてしまったらどうなるのか?そんな無茶な挑戦を行ったミュージシャンがいます。


スウェーデンのバンドWintergatanに所属するMartin Molinさんが作り上げたのは木製で手回し式の、金属のビー玉を用いた音楽演奏マシン。ビー玉がビブラフォーンの鍵盤やベースギター、ドラムパッドなどに物理的に当たることにより、音楽が生まれます。



Molinさんがそれぞれのシークエンスをいじったりベースギターのフレットを押さえてメロディを作っている辺りはまさしくDTMで行われているLiveの様子をそのままアナログに移し替えたと言っていいレベル。



これ以上言葉で説明するよりぜひ体験あれ。

Wintergatan - Marble Machine (music instrument using 2000 marbles) - YouTube


制作過程の動画もアップされていますが、なんともDTMでの作曲風景を思い浮かべるもの。

Kick Drum Works! - Marble Machine - YouTube


Wintergatanのこれ以外の楽曲はSoundcloudから聴くことができます。インスト中心でエレクトロニカやアンビエントが好きな人にはオススメな内容です。エスニックなメロディも入りつつダンサブルなトラックもあるのでゆるめのブレイクビーツ好きにもいいかもしれません。


The Wintergatan Marble Machine, A Hand-Cranked Instrument That Uses 2,000 Marbles to Make Music

Wintergatan(DVD付)
Wintergatan(DVD付)
posted with amazlet at 16.03.02
ウィンターガタン
Smile Company (2013-12-11)
売り上げランキング: 2,747

・関連記事
あらゆる意味でヤバい、飲み込むと体内からビートが響くカプセル「Audiopill」 | BUZZAP!(バザップ!)

好きな音楽を陶器に?音波振動を使って模様を3Dプリントするという新発想「Solid Vibration」 | BUZZAP!(バザップ!)

1977年に発売された「スターウォーズのテーマ」のファンク・ディスコ・リミックス | BUZZAP!(バザップ!)

【動画】デビッド・ボウイが1980年に初めて出演したテレビCMは日本の焼酎でした | BUZZAP!(バザップ!)

改正風営法の問題点とヴィジョンとは?「ルポ風営法改正」出版記念シンポに参加してきました | BUZZAP!(バザップ!)


フォローして最新情報を手に入れよう

音楽に関連した楽天商品(PR)