大学生の考えた「家族が仲良く暮らせる間取り」が母親を人間扱いしてなさ過ぎて話題に

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家族にとって母親の存在とは何なのでしょうか?ある意味そのことを深く考えさせてくれる「理想の間取り」が話題になっています。

話題になっているのは家探しを専門に扱う情報サイト、Yahoo!不動産おうちマガジンの明海大学不動産学部学生によるコラムです。

「不動産学部の学部生が学生目線で不動産についてつづる」というコンセプトで今年1月から月1ペースで始まった連載で、学生が書いたコラムに同学部の准教授がコメントするというスタイルのもの。

この第2回目の「家族が仲良く暮らせる間取りとは何か?」がTwitterなどで炎上していますが、その理由というのが母親の扱いです。

コラム筆者は家族での会話が無くなっていたという実体験を元に、「家族が仲良く暮らせる間取り」を提案します。そのためには家族が常に顔を合わせる環境が必要だと筆者は考えます。しかしそこでなされた提案は驚くべきものでした。

★母の部屋を作らない。
リビングにだれもいないとなると、結局はだれとも会わないため、強いて母の部屋を作らずにリビングにいてもらいます(寝るときも)

これが実際に掲載された間取り図。なんと母親はプライベートな個室を持たず、リビングのソファーで(間取り図のリビングにはベッドを置くスペースもありません)常に寝起きさせるというもの。

あまりにも母親を人間扱いしていないことから大きな批判を呼んでいます。

ですが、本当に問題なのはこの学生の提案のあまりに明々白々な問題に対して一言のツッコミも入れていない小松広明明海大学不動産学部准教授のコメントです。勉強途中の学生が間違えたり問題を掴みきれなかったりということはいくらでもあり得ます。その意味では学生の提案自体は単に落第点をもらう答案だったというだけの話。

しかし、そうした問題を見つけて適切な指導を行うのが教育者の役割のはずが、小松准教授は原稿に必要な赤も入れず、Yahoo!不動産おうちマガジンという巨大ポータルサイトの下部の情報サイトに自分の学部の学生による大炎上間違いなしのコラムをそのまま掲載させてしまったわけです。こちらの方が極めて大きな問題。

このようにネット上でも准教授のこの件へのノーコメントに対する批判が数多く見られますが、これは単なる手抜きだったのでしょうか。それとも、この学部生と同じように全く問題であると気付けなかったのでしょうか。

後者であれば、恐ろしいことに母親という存在に対する極めて歪んだ、ひとりの個人として扱わない考え方が想像以上に広がっていると言うことかもしれません。

家族が仲良く暮らせる間取りとは何か? – Yahoo!不動産おうちマガジン

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