あまりに早すぎた国内初の音楽再生機能付きケータイ「DIVA C404S」レビュー



今でこそ当たり前となった携帯電話での音楽再生を、国内で初めて実現したauケータイ「DIVA C404S」が「au SHINJUKU」の期間限定イベント「おもいでケータイ タイムトラベル」で展示されていたため、レビューをお届けします。詳細は以下から。

これが2000年9月発売の「DIVA C404S(ソニー製)」。EZweb@mailに対応した第1世代のモデルです。


160×120の2インチ液晶(256色)を搭載しています。


テンキーに加え、ジョグダイヤルを採用。当時としては画期的すぎた予測変換機能「PObox」によって、メールを爆速で打つことができました。


今となっては懐かしすぎるauロゴ。


背面には「cdmaOne」のロゴもあしらわれています。


ヒンジ部にメモリースティックオーディオ用のスロットや、音楽再生リモコンないしイヤホンマイク接続端子があります。



さらにパソコンが無くとも本体単独で音楽を録音できるよう、ライン入力を兼ねた光デジタル入力端子を搭載。携帯電話に搭載する端子としては、あまりにも珍しいと思われます。


非常に画期的で、時代の最先端をひた走っていた感のある「DIVA C404S」。しかしながら2000年当時、メモリカードは今では考えられないほど高価だったこともあり、普及には至らなかったのが実情です。

もしソニーが音楽再生機能付き携帯電話にもっと力を入れていれば、音楽圧縮方式やメモリカードを独自規格で囲っていなければ、その後訪れるiPod、iPhoneの波に押されずに済んでいたのでしょうか……?

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