「野獣先輩(ゲイビデオ男優)を探偵を使って必ず探し出します」、同性愛者をネタ扱いする企画に批判殺到

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同級生に同性愛者であることを暴露(アウティング)されたことを理由に、一橋大学の大学院生が自殺したことがセンセーショナルに報じられる中、「かつて同性愛者向けビデオに出演した人物を、本物の探偵を使って探し出す」という、ろくでもない企画が波紋を呼んでいます。詳細は以下から。

きっかけとなったのはこのツイート。「男の娘」として活躍するタレント、大島薫さんがネット上で「野獣先輩」と呼ばれているゲイビデオ男優を捜索する企画をニコニコ生放送やAbemaTVで配信することを8月10日に発表しました。

大島薫さん: “#野獣の日 8月18日の生放送でとうとう行方不明の野獣先輩捜索企画が始動します。本物の探偵さんを呼んで決定した捜索方法で本当に野獣先輩を見つけるまで探します!”

本物の探偵さんを呼んで決定した捜索方法で本当に野獣先輩を見つけるまで探します!」という、あまりにもろくでもない企画に、LGBTの人々から非難が殺到。一橋大学の事件があった矢先なこともあり、驚きと失望の声が上がっています。





なお、このような事態は決して初めてではなく、男性が出演していた映像作品をネタ扱いして楽しむ一部の層が、販売元のビデオ会社の前でオフ会を開く様子をネットに公開するなど、もはや悪ノリの域を超えつつあります。


世界でも高い評価を得ているゲイ・エロティックアートの巨匠、田亀源五郎氏が以前、自らのマンガを無断転載され、ネタ的に扱われ続けることに対して「心が折れそうになる」とコメントしていましたが、生まれ持った性的指向について、そのような扱いを受けるのは当事者にとってあまりにも辛い話。

「このような風潮こそが一橋大学での事件を生んだのではないか」という意見に対しても、同意せざるを得ない部分があります。

番組の告知ページでは「こんな人是非見てね」と挙げられた中にゲイが含まれていますが、まさか自らの性的指向が関わるコンテンツをネタのように扱われることを、同性愛者は不快に感じないとでも思っているのでしょうか……?

大島薫はオトコノコ♂です。野獣先輩特捜班 探偵 山木陽介さんに聞いてみよう – ニコニコ生放送

見た目は女、中身は男(ホルモン、改造何もなし)大島薫がニコ生行います。

今回は野獣先輩特捜班
現役探偵会社社長の山木陽介さんをお呼びして、野獣先輩の探し方を皆さんと一緒に決めていきます。
決定した捜索方法で本当に見つけるまで探します!

こんな人是非見てね
・大島薫が好きな人
・オトコノコが好きな人
・同性に興味のある方
・ゲイの方
・アンダーグラウンドの世界感が好きな人

TOKYO中年駄ホモ生活
TOKYO中年駄ホモ生活
posted with amazlet at 16.08.11
熊田 プウ助
ぶんか社

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