【Boom Festivalレポート】灼熱の楽園に散りばめられる音楽とダンス

このエントリーをはてなブックマークに追加

Boom Festivalのダンスはメインステージだけでは語り尽くせません。

前回はBoom Festivalの心臓部であるDance Templeを紹介しました。しかしそこは中心でこそあれ、全てではありません。Boom Landのあちこちに音楽が散りばめられているのです。

Dance Templeとテントサイトの間にあるのがいわゆるセカンドブース的なAlchemy Circle。テクノやミニマル、プログレッシブなダンスミュージックがメインのダンスフロアです。

Dance Templeがトランスミュージックの王道を攻めているのに対し、Alchemy Circleではその王道から見た周辺に位置する音楽が主に楽しめる、といった感じのラインナップになっています。


とはいえ、ファイナル前夜には90年代から続く伝説的なサイケデリック・トランスレーベルIboga Recordsの20周年記念ナイトが行われるなど、古くからのトランスファンにはたまらない音もありました。

夜のAlchemy Circle。こちらは開演前の様子。

賑わうとこんな感じに。Dance Templeに比べて照明は暗めに設定されていて、より没入して踊れる仕様になっていました。

動画はこちらから。

Boom Festival 2016 Alchemy circle Night Time – YouTube

こちらは最終日、満月が上がってきた時のフロア。

そしてこちらがChill Out Garden。ノービートを中心としたアンビエントミュージックを主とした、ごろりと横になって音楽を楽しんだり思いっきり没入できるフロアです。


風通しがよく、昼間の暑い時間帯にこの日陰でゆっくりと休む人も大勢います。


夜になるとこんな顔に。

夜間は寒いため、長袖を着てブランケットやショールのような布がないと外で眠るのは厳しいです。日没と共に涼しくなり、深夜を回るとぐっと冷え込みます。Boom Landは灼熱の楽園ではありますが、夜間は砂漠のように冷えることは(忘れがちですが)気にとめていないと大変です。


とはいえ、横に素敵なチャイショップがあるので少し寒いくらいなら大丈夫。

そしてこちらはバンドなどのライヴを始め、オーガニックなグルーヴのSacred Fire。

全体が木立の中にあり、フロアで踊るのもいいですし…

こんな風に木立の日陰の気に入った場所でゆらゆらと踊っているのも気持ちのいいステージです。


人気のアーティストのライヴの時は、辺りの木陰に人が鈴なりになっています。

ぶらんこがあったりするのがBoom Festivalクオリティ。大人が童心に返って遊んでいる姿はなんとも楽しいですね。

湖の近くにはちょっとラグジュアリーな雰囲気のカフェもあり、夕方のブレイクタイムにここで音が鳴っていたりもしました。

お店から湖に向かってレッドカーペットが敷かれているというやり過ぎ感がたまりません。イビサか!

サンセットの時間帯にイケイケでノリノリなEDMっぽいダンスミュージックが流れていました。イビサか!

ということで、Dance Temple以外のステージの雰囲気を感じていただけたでしょうか?Boom Festivalというのはどこかのステージの音楽を聴いたりそれで踊ったりというだけの話でもありません。これらの音が満ち溢れているBoom Landという空間で1週間を過ごすという、ある種イニシエーションにも近い体験なのです。

1泊や2泊ではなく1週間という時間がとても大切なことは過ごしてみて気がつきました。量の多さや規模の大きさ、そして時間の長さは時に物事の質を根本的に変えてしまうことがあります。Boom Festivalはまさにそんな空間でした。散歩をしているとそこここに素敵な音楽が溢れている場所、気に入ったらそのまま歩いて行って踊ってていい場所。それがBoom Landです。

もちろんそんなBoom Landに散りばめられているのは音楽だけではありません。遊び心に溢れたオブジェやインスタレーション、息を呑むようなアート作品が空間を彩っているのです。次回はそんなアートの側面に光を当ててみます。

BOOM FESTIVAL, 1997-2016, Oneness _ Music _ Arts _ Environment _ Culture _ Love

boom festival-A Timeless Psydocumentary [DVD]
ナウオンメディア(株) (2005-09-22)
売り上げランキング: 77,814

・関連記事
【Boom Festivalレポート】「ダンスは瞑想である」Boom Festivalに連綿と流れ続ける通奏低音 | BUZZAP!(バザップ!)

【Boom Festivalレポート】Boom Landへの遙かにして快適なる旅路 | BUZZAP!(バザップ!)

受け継がれ花開くレイヴカルチャーの殿堂、ポルトガルで開催された巨大野外フェス「Boom Festival」レポート | BUZZAP!(バザップ!)

夏フェスやトレッキングに最適!小型チェア内蔵のバックパック | BUZZAP!(バザップ!)

森で、ビーチで、野外フェスで、冬山でも露天風呂に入れちゃうハンモックが登場! | BUZZAP!(バザップ!)

野外フェスでキャンプしながら仕事もできる?太陽光発電パネル付きテント | BUZZAP!(バザップ!)

全てが別世界、桁違いすぎる世界最大級の野外音楽フェス「Tomorrowland 2014」の公式ムービーが公開 | BUZZAP!(バザップ!)

このエントリーをはてなブックマークに追加