九州電力「原発再稼働しまくって電力余っちゃうからオール電化のテレビCM再開しちゃおうっと!」

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九州では原発再稼働で電力が余ってしまうようです。詳細は以下から。

九州電力は今月にも家庭向けオール電化商品のテレビCMを再開することが明らかになりました。2011年の東日本大震災に伴う福島第一原発事故を機に自粛が続いていましたが、鹿児島県の川内原発の1,2号機が再稼働し、来年春に向けて佐賀県の玄海原発3,4号機の再稼働を目指す中で、電力供給がだぶつくことが予想されるためとのこと。

福島第一原発の後にオール電化は電気を使いすぎること、震災後の停電の中でエネルギーを電気のみに頼ってしまうことで冗長性が失われ、避難生活に大きな支障を及ぼした例が少なくなかったことなどから疑問符がつけられ、九州電力も電力不足を理由に売り込みを自粛してきました。

しかし、震災後に家電製品の省エネ性能がさらに上がり、節電意識が定着していったことから九州の電力消費量は低下傾向にあります。2010年の夏場の最大電力消費量は1750万キロワットだったのに対し、2016年は1550万キロワットとなっています。

これは川内原発の2基分の178万キロワットを超える減少で、九電管内の電力供給は余裕があるを超えてだぶつき気味となっています。

そうした中でオール電化を推進するキャンペーンを行い、少しでも電力消費量をアップさせ、増収に繋げたい考えです。

結局のところ原発再稼働の差し迫った必要はなく、あくまで給電の営利活動でしかなかったとの批判が噴出することは避けられなそうです。桜島大噴火でも問題ないと安全神話まで復活させ、免震棟の建設もうやむやにした再稼働が誰のためのものだったのか、九州にお住まいの方はもう一度よく考えて電力会社を選んでみた方が良さそうです。

オール電化キャンペーン2016:キレイライフプラス|九州電力

東京新聞_原発再稼働で余る電力 九電、オール電化CM再開へ_社会(TOKYO Web)

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