【動画】人類の総人口はこの2000年でどのように70億人に達したのか、そして未来は?

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人類はいつ、どのようにして70億人にまで増えたのでしょうか?詳細は以下から。

2011年10月31日、世界人口が70億人に到達しました。人類はいったいいつの間にこんなにも増えてしまったのでしょうか?そして今後の見通しはどうなっているのでしょうか?

現生人類は20万年ほど昔にアフリカ大陸で産まれ、10万年ほど前に世界各地へと広がりました。グレートジャーニーと呼ばれるこの大拡散が行われた際の世界人口はおよそ100万人程度だったと考えられています。

その後、氷河期の終わる1万年ほど前から世界各地で農業が始まって人口が増え始め、紀元1年の頃までに世界人口は1億7千万人程度にまで増えています。現代日本の人口の1.5倍程度です。

以下の動画では1つの丸が100万人を表しています。漢の勃興やローマ帝国の成立、シルクロードの開通など、世界的なイベントが表示され、時代によってどのように世界人口と人口分布が変化していくかがヴィジュアライズされてゆきます。いったいどこに転換点があったのでしょうか?

Human Population Through Time – YouTube

世界人口が10億人を突破したのが19世紀の初頭、1802年のこと。産業革命の真っ只中のことです。その後20億人を突破するのは第一次世界大戦から10年経った1927年。驚くべき事に55年前の1961年になっても現在の世界人口の半分にも満たない30億人しか人類が存在していなかったことが分かります。

1961年からちょうど半世紀、2011年に世界人口は70億人に達し、現在も極めて速いペースで増加を続けています。分布としては中国やインドがびっしりと人で埋まっている他、インドネシアや中央アフリカ、地中海沿岸や南北アメリカ大陸の沿岸部などに大きな人口の塊が見られます。

一方でオーストラリア大陸やロシアや北欧、カナダ、米アラスカ州、チベット高原やサハラ砂漠などの人口は極めて少ないことが分かります。住めるところの限られるこの地球で今後人口が増え続けた際、人々の暮らしはどうなっていくのでしょうか?

現在の予測では、世界人口は徐々に増加率を減らしながらも2100年には110億人に達する見込みです。増加率が減っていく理由としては世界的にひとりの女性が子供を産む数が減少傾向にあることが挙げられています。

人口爆発も地球への環境負荷を高め、多くの貧困や飢餓を生み出す恐れがあり、それを原因とした紛争が増えることも懸念されます。ただし、現代日本のように急速な少子化は人口構成のバランスを崩し、社会を崩壊に導くことにも繋がります。

これからの未来、人口のバランスをどのように保っていくべきなのかは誰にも避けられない極めて大きな課題であることは間違いありません。

A Fascinating Animated Map That Shows the Growth and Decline of the Human Population Through Time

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