今から100年前の日本、大正2年と4年の東京を撮影した貴重な4分間の映像

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今から100年前の日本で、人々はどのように暮らしていたのでしょうか?詳細は以下から。

100年前の世界、なかなか正確には想像できないのではないでしょうか?その年に起った事件や歴史的な出来事を知っていても、人々の暮らしぶりなどまで思い描くのは難しいもの。

こちらの映像は1913年と1915年の東京を撮影した貴重なフィルムです。映像のうち0:06~1:35が1913年に、1:36~4:06が1915年に撮影されたもの。映像の標題が「Views of Tokyo, Japan」であることから映っているのが東京の風景と人々であることが分かります。

子どもはほとんどが和装で、男の子の学帽が目立ちます。女性の多くが日本髪を結い、こちらも和装が目立ちます。男性は帽子にマント、ステッキなど、部分的にでも洋装の人が見受けられます。自動車が全く登場しませんが、大量生産された大衆車のT型フォードの登場が1908年、国産乗用車第1号の「ダット」が完成したのが1914年年のことなので、日本で一般的になるのはもう少し先の話です。

ただし、さすがに100年前だけあり、ぱっと見で分かるのは浅草寺と仲見世通(2:45~)くらい。また、3:36にテロップが出ることから、それ以降の映像は上野公園界隈のものと想像できますが特定はできません。

動画は以下から。

1913-1915_ Views of Tokyo, Japan (speed corrected w_ added sound) – YouTube

ちなみに1913年は大正2年。第2次バルカン戦争が勃発し、最後の将軍であった徳川慶喜が死去した年です。第一次世界大戦が始まった1914年を挟み1915年は大正4年、日本が中華民国の袁世凱政権に対華21ヶ条要求を受諾させた年。某クラスタには「すずさんが生まれる10年前」と言えばさらにイメージしやすいでしょうか。

想像した100年前とどれくらい違っていたでしょうか?

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