LTEとWi-Fiを束ねて高速化、新たな通信技術「LWA」が実用化される

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増大する通信量への対策として、新たなアプローチが導入されました。詳細は以下から。

台湾メディアDIGITIMESの報道によると、台湾の携帯電話会社CHT(Chunghwa Telecom)および通信機器メーカーSerComm、ICメーカーMediaTek、スマホメーカーHTCは共同で、「LWA」の商用サービス開始を発表したそうです。

LWAは「LTE-WLAN Aggregation」の略で、LTEとWi-Fiを束ねて通信速度を高速化する技術。今まではエリアに入るごとにLTEとWi-Fiを切り替える形であったため、通信が切断ないしつながりにくい状態が発生していましたが、LWAではシームレスな通信を実現できるようになります。

auを皮切りに携帯各社が導入した「キャリアアグリゲーション」のイメージ。エリアの広い800MHz帯と、高速通信が可能な2.1GHz帯を束ねることで高速かつ安定した通信を実現する同技術とLWAは似ており、LWAではWi-Fiを束ねることで、LTEの安定性とWi-Fiの高速性を獲得できるわけです。

LWAの商用化にあたって、MediaTekのHelio P10を採用した「HTC U Play」でフィールドテストを行ったところ、なんと下り395~435Mbpsを実現。2~3波のキャリアアグリゲーションよりも高速化できたとしています。

なお、LWAは商業施設などの人口密集地で特に効果をもたらすとのこと。すでに駅や商業施設に大量にWi-Fiスポットが敷設されている日本の携帯電話会社にぴったりな技術のような気がしますが、夏モデルなどに採用される可能性はあるのでしょうか。

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