ご新規ユーチューバー大量死か、YouTubeの「視聴回数1万回未満のチャンネル」に広告が表示されなくなる

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駆け出しのユーチューバーの前で広告収入という門が音を立てて閉まりました。詳細は以下から。

YouTubeはパートナープログラムの仕様を現地時間4月6日に改定。視聴回数が1万回未満のチャンネルには動画に広告が表示されなくなるという仕様変更が行われました。

YouTubeクリエイターブログによると、2007年から始まった動画掲載者に広告収入をもたらすパートナープログラムですが、いつしかオリジナルの作品を無断で再アップするなど、本来のクリエイターを害する利用者が増加したとのこと。

本当に守るべきクリエイターの収入をなりすましが無断でアップした動画に横取りされないようにするために、今回の変更は行われました。

それによると、4月6日当日から合計視聴回数が1万回に満たないチャンネルには広告が表示されなくなり、それに伴ってそのチャンネル主には広告収入が一切入らなくなります。

この制限が設けられることによって、YouTube側は当該チャンネルの価値を十分に吟味するために十分な情報を得ることができ、同時にガイドラインやポリシーに反していないかをチェックすることがより容易になるとのこと。

今回の制限はオリジナルの良質な作品を公開しているクリエイターには影響はほとんどなく、合計視聴回数1万回未満のチャンネルによって圧迫されていた収益も、今後はよりオリジナルのクリエイターらに還元されることになるということです。

さらに、これからYouTubeパートナープログラムに加入しようとする新参者に対しては数週間以内に審査が導入される予定。合計視聴回数が1万回に達した後に、ポリシーに反した動画がアップされていないかなどが審査され、合格した場合のみ広告が表示され、広告収入を得ることができるようになります。

YouTube側の言い分はある意味まともであり、粗製濫造された低質な動画やヘイトスピーチ塗れの動画が溢れたり、違法コピー動画が流通することを止めるのは確かに健全です。


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ただ同時に、これからユーチューバーとして知られるYouTubeパートナープログラムの広告収入を用いて自らの動画で勝負していくタイプのクリエイターを目指そうという人にとっては、今回の仕様変更によってより「狭き門」となることが考えられます。

「広告収入欲しさにユーチューバーが街を破壊しているんだ」という事態が蔓延しそうな気もしますが、ポリシー違反の審査でそうした悪質なユーチューバーを排除できるかも大きなカギになりそうです。

YouTube パートナー プログラムの概要 – YouTube ヘルプ

YouTube Creator Blog_ Introducing Expanded YouTube Partner Program Safeguards to Protect Creators

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