まさに今の日本、核ミサイルの脅威を描く30年前のアニメ作品「風が吹くとき」

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政府の「弾道ミサイル落下時の行動について」と合わせて鑑賞すると、この作品がまったく他人事ではないことが分かります。詳細は以下から。

チェルノブイリ原発事故が起きた1986年、1本のアニメーション映画が制作されました。元々は1982年にイギリスのレイモンド・ブリッグズが発表したマンガ作品で、今からちょうど30年前の1987年に日本でも公開された作品です。

その作品の名前は「風が吹くとき」。音楽をピンク・フロイドのロジャー・ウォーターズ、主題歌をデヴィッド・ボウイが担当していて、日本語版の監修は大島渚、主人公の声を森繁久彌と加藤治子が吹き替えています。

内容としては、イギリスの片田舎に住み年金生活を住む老夫婦が、悪化する世界情勢の中で政府が発行したパンフレットに従って保存食を準備したり簡易シェルターを作ります。そしてある日遂に核ミサイルが飛来、老夫婦はパンフレットの記述を頼りにふたりで救援を待つというもの。

この作品に登場するパンフレットはイギリス政府が実際に刊行した手引書Protect and Survive(『防護と生存』)の内容を踏まえたものとなっています。

作品を見る前に、ぜひ内閣官房の公式サイトで公開されている弾道ミサイル落下時の行動について」「弾道ミサイル落下時の行動に関するQ&A」及び「武力攻撃やテロなどから身を守るためにをご覧下さい。

私たちは核ミサイルという脅威が現実のものとなった時、主人公の老夫婦のジムとヒルダよりもうまく対応できるでしょうか?広島・長崎、そして東日本大震災での福島第一原発事故を経験した日本人は放射能への知識は多いかも知れませんが、3月12日に敢えて出勤したサラリーマンたちに見られるような平常性バイアスの恐ろしさもあります。以下のニュースも合わせてどうぞ。

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もちろん必要なのは核ミサイル後にうまく対応するよりも核ミサイルという脅威を現実のものにしないことなのは言うまでもありません。

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