格安スマホは今買うな、まもなく登場の新型プロセッサ「Snapdragon 660/630」がすごい

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クアルコムがスマホやタブレット向けの新型プロセッサを発表しました。

格安スマホ市場で大人気のミドルレンジモデル「ZenFone 3」「Huawei P9 Lite Premium」などでも採用されたSnapdragon 6xxシリーズですが、思わず「格安スマホは今買うな、時期が悪い」と言いたくなるほど大幅な進化を遂げています。詳細は以下から。

クアルコムのプレスリリースによると、同社は新たに「Snapdragon 660」「Snapdragon 630」を開発したそうです。すでに660は出荷済みで、630は5月末に出荷予定とのこと。

Snapdragon 660/630は256QAMおよび3波キャリアアグリゲーションによって下り最大600Mbps、64QAMおよび2波キャリアアグリゲーションによって上り最大150Mbpsを実現する「Snapdragon X12 LTEモデム」を搭載。

IEEE802.11 a/b/g/n/ac Wave 2までの無線LAN(660は2×2 MIMOで下り最大866Mbps)、Bluetooth 5.0などをサポートしたほか、SRVCCで3Gや2Gエリアでもシームレスに通話できるVoLTE、Voice over Wi-Fi(VoWiFi)、Ultra HD Voice(EVS)などの高音質通話に対応。

さらにデュアルカメラ対応のISP「Qualcomm Spectra 160」によって低い消費電力で暗所撮影が可能になったほか、光学ズーム、30fpsの4K動画撮影および120fpsのHD動画撮影に対応可能。ほかにも15分で最大50%の急速充電を実現する「QuickCharge 4.0」をサポートするなど、ミドルレンジ向けとは思えないほどの性能です。

なお、「Snapdragon 660」「Snapdragon 630」のその他の違いをざっくりとまとめるとこんな感じ。いずれもピンやソフトウェアに互換性があるため、スマホやタブレットメーカーにとって開発テストが簡単なのもアドバンテージとされています。

・Snapdragon 660
対応ディスプレイ解像度:WQXGA(2560×1600)
CPU:Qualcomm Kryo 260×8(最大2.2GHz)
GPU:Qualcomm Adreno 512
備考:Snapdragon 653比でCPU性能が20%向上、GPU性能は30%向上

・Snapdragon 630
対応ディスプレイ解像度:フルHD(1920×1080)、QXGA(2048×1536)
CPU:ARM Cortex A53×8(最大2.2GHz)
GPU:Qualcomm Adreno 508
備考:Snapdragon 625比でCPU性能が10%向上、GPU性能は30%向上

ちなみに本日発表されたソフトバンクのミドルレンジモデルで、格安スマホ事業者からも同一機種が発売されるとみられる「AQUOS ea」は、残念ながら旧世代のSnapdragon 617を搭載。せっかく買うならSnapdragon 660/630搭載モデルを選びたいところです。

Qualcomm Snapdragon 660 and 630 Mobile Platforms Drive Advanced Photography, Enhanced Gaming, Integrated Connectivity and Machine Learning | Qualcomm

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