世界最速のデュアルカメラスマホ「Xiaomi Mi6」速攻レビュー、高級感・レスポンス共に満足できる最強の一台に

ポスト ツイート シェア はてブ LINEで送る コメント

クアルコムから最先端プロセッサ「Snapdragon 835」の優先供給を受けた「世界最速スマホ」ことXiaomi Mi6のレビューをお届けします。

高い性能を実現しただけでなく、透明感ある艶やかなガラスボディも魅力です。詳細は以下から。

これが「Xiaomi Mi6」の外箱。iPhoneを思い起こさせるシンプル＆コンパクトさです。

中身はXiaomi Mi6とACアダプタ、USB Type-Cケーブル、クリアケース、説明書など。

ACアダプタは5V/3A、9V/2A、12V/1.5A出力が可能な急速充電タイプ。

USB Type-Cケーブルの影に隠れて、Type-C→ヘッドホン端子変換ケーブルも付属していました。

Xiaomi Mi6本体。1nit～600nitまでの明るさを4096段階で調節できる、目に優しいスマートバックライト採用の5.15インチフルHD（1920×1080）ディスプレイを採用。「5インチを超えると持ちづらい」という人もいるかと思われますが、背面側がラウンドすることでかなり持ちやすくなっています。

昨今のデザインにこだわったスマホで主流となっている、ひんやりして無機質な感じを受けるメタルボディとはまた異なる、透明感ある艶やかなガラスボディを採用。不思議なほど手になじむ触感のため、手から滑り落ちる確率はメタルボディのスマホより低そうです。

本体の角もすべてガラスでコーティング。はっきり言って高級感があります。

中国メーカーにありがちのiPhoneフォロワーなデザインから頭一つ抜けている印象。ついに防滴仕様になりました。

左側面にはデュアルSIMカードスロット。microSDカードスロットは非搭載のため、以前Buzzap!でレビューをお届けしたType-Cタイプのカードリーダーなどと組み合わせてみるのも良さそうです。

右側面には音量ボタンと電源ボタン。SIMカードスロットと音量ボタンの高さを揃えてあるあたりに、デザインへの強いこだわりを感じます。

底面にはiPhone 7同様、ステレオスピーカーを採用。

サウンドテスト動画を再生してみたところ。縦画面でなくともステレオサウンドを楽しめるよう、横画面時は通話用スピーカーが、音楽・映像用スピーカーの役割を果たします。

上部はこんな感じ。

そしてXiaomi Mi6最大の特徴がこのデュアルカメラ。光学4軸手ブレ補正、PDAF（像面位相差オートフォーカス）対応の1200万画素カメラを2基搭載することで、iPhone 7 Plusのように標準/光学2倍ズームでの撮影を実現したほか、一眼レフのように背景をぼかすことも可能。カメラ部分がでっぱらないところも大きな魅力です。

実際に起動してみたところ。

残念ながら購入時点では日本語は入っていませんが、Xiaomi愛好者は日本でも多く、新機種が出るたびに有志による日本語カスタムROMなどが公開されています。

なお、Xiaomi Mi6のホームボタンの左右にはバックボタンおよびメニューボタンがありますが、利き手に応じて役割を自由に設定可能。

世界最先端のSnapdragon 835に加えて、一般的なハイエンドスマホを圧倒する6GB RAMを搭載。ちなみに今回レビューしているのは64GBモデルですが、購入時は54GBほど空き容量があります。

AnTuTuベンチマークでのスコアは162112。昨年冬発売のXperia XZ（14万台）を引き離しています。

実際に触ってみたところ。よくある「サクサク」や「ヌルヌル」といった表現を超えた、吸い付くようなレスポンスで動いてくれます。高性能なプロセッサと潤沢なメモリのたまものです。