加計学園獣医学部の建築費見積もりが「相場の2倍近く」に、森友学園と同じ補助金不正の可能性が指摘される

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加計学園による獣医学部新設問題に進展がありました。今度はお金にまつわるお話です。詳細は以下から。

黒川敦彦 – 加計学園の建築計画です。 ずっと隠されて来ましたが、 一部、市議会の資料として出て来ました。…

先日Facebookで公開された、加計学園の建築計画による今治市議会の資料によると、新設される獣医学部の施設面積は3万2528平方メートル、建築費は148億1587万円で、坪あたりの建築単価は約150万円になるそうです。

実際の資料の写真。施設はすべて鉄骨造になる予定。ちなみに3万2528平方メートルは約9840坪のため、確かに坪単価はおよそ150万円になります。

しかしFacebookでも指摘されている通り、鉄骨造の建物の坪単価が150万円になることはなく、以下の建築会社公式ページでも85万円程度。大規模な建物の場合、スケールメリットを生かして建築コストを引き下げられる場合もあるため、見積もり額は相場の倍近くになっているわけです。

建築費の坪単価、相場等 | 宮建築設計

また、このような異様に高い見積もりとなっているにもかかわらず、今治市はその理由を回答できなかったと投稿者は指摘。

つまり今治市は見積もりを一切チェックせず、相場の倍近い見積もりの半額(=相場から見た建築費のほぼ全額)を加計学園に補助金として支給したわけです。

なお、加計学園獣医学部の工事を請け負うのは地元の業者でなく、加計学園から名誉博士号や寄付を受けていた維新の代表・片山虎之助氏に政治献金を行っていたアイサワ工業と大本組。ちなみにアイサワ工業は自民党・逢沢一郎議員の親族が経営する会社です。

「実際の建築費より高い見積もりを自治体に提出して、本来よりも補助金を受け取る」というのは、森友学園問題の際に問題となった手口。補助金不正受給の疑いで大阪地検が森友学園を強制捜査したのは先日のことです。

相場の倍近い見積もりとなった合理的な理由を説明できない以上、「税金が食い物にされた」と言われても仕方ありませんが、ここまでして加計学園の獣医学部新設を進める理由は、一体どこにあるのでしょうか。

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