稲田元防衛相「前回選挙より114票伸びたから不祥事と失言の禊ぎは済んだ、改憲にむけて頑張る!!」

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不祥事のオンパレードで辞任に追い込まれた稲田元防衛相ですが、再選されたことで禊ぎは済んだとの認識のようです。詳細は以下から。

安倍首相のお気に入りで次期首相の声も囁かれていながら、南スーダンPKO日誌隠蔽問題を筆頭に不祥事と失言の総合商社状態となり、内閣改造直前に辞任に追い込まれた稲田朋美元防衛大臣。

ですが、10月の国難突破解散・総選挙で再選されたことで禊ぎは済んだと認識しているようです。稲田氏は11月19日に地元の福井市内で講演、10月の衆院選を「今回の選挙ほど苦しいものはなかった」「胸がいっぱいになる」と涙ぐんで見せながら振り返りました。

しかし「厳しい選挙を戦って前回よりも114票伸ばした」として禊ぎが済んだことを強調、「安倍晋三首相が歴史的チャレンジと言っている憲法改正が現実味を帯びている。自民党国会議員のひとりであることの責任と役割を果たしていきたい」「どんな困難にも負けない福井の肝っ玉お母さんとして頑張りたい」として改憲に向けて邁進する決意も見せています。

美談のように聞こえてしまいそうですが、稲田氏は防衛省と自衛隊による南スーダン国連平和維持活動(PKO)部隊の組織的隠蔽に荷担して国会で虚偽答弁いたことが既に明らかにされており、改憲に向けて頑張る前にまずはこの重大な不祥事の真相究明を行わなくてはなりません。

また、弁護士でありながら6月の都議選の際には憲法・自衛隊法・公職選挙法違反の数え役満となる「防衛省、自衛隊、防衛大臣、自民党としてもお願いしたい」という応援演説を行って野党のみならず石破防衛大臣や自衛隊幹部からも批判を浴びています。

加えて森友学園問題でも日誌隠蔽問題と同様に国会で虚偽答弁を行い、証拠が出されると記憶に基づいただけで虚偽答弁じゃないと強弁するなど、閣僚どころか社会人としても滅多に聞けない釈明を行いました。

さらには教育勅語の核の部分を取り戻す」「財源のない子ども手当をつくるなら軍事費を増やすべき」「尊属殺人罪を復活すべきなどといった極右タカ派的な発言も繰り返し行ってきたという「経歴」を持っていることを忘れてはいけないでしょう。

なお、稲田氏は今現在も安倍首相のお気に入りであり、この講演に駆け付けた自民党の二階幹事長は「女性総理の最短距離にある」と持ち上げ、支持者らに向けて「首相になってもらいたいから頑張らなければと急に言い出しても始まらない。常日頃から皆様方の支援を党としてお願いしたい」と語っています。

熱烈な自民党支持者からも批判の多い稲田氏ですが、このまま安倍首相の庇護の下で次期総理大臣になるのでしょうか?稲田氏の過去の発言を踏まえれば素人を総理大臣にしないでほしいというのが国民目線ですよということになるのではないでしょうか。

稲田氏、涙ぐみ再出発=「改憲へ役割果たす」:時事ドットコム

稲田氏また涙「今回の選挙ほど苦しいものはなかった」:朝日新聞デジタル

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