携帯電話でのカンニング、座席レベルで特定できる技術が開発される

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同志社大学や立教大学、早稲田大学、京都大学の2011年度入試において、携帯電話を用いたカンニング事件が発生し、大問題となったことが記憶に新しいですが、なんとカンニングをすると座席レベルで特定できる技術が開発されました。



時事ドットコム:携帯カンニング、特定できます=精度向上、座席単位で-「抑止力に」・東工大など


時事通信社の報道によると、東京工業大理工学研究科の阪口啓准教授らの研究チームと、電子機器メーカーの光電製作所が試験会場の四隅と中央に複数のアンテナを設置し、捉えた電波の距離や角度から「どの座席で携帯を使っているか」を特定する方法を開発したそうです。

従来、この方法では誤差が約3メートル生じるため、受験会場の座席単位での特定は困難でしたが、あらかじめ座席ごとに携帯電話の電波の飛び方を調べてデータベースを作成し、試験の際に実際に受信した電波の特徴をデータベースと照合することで、特定の精度を向上したとのこと。

114席ある教室で実験したところ平均誤差は約42cmで、電波のみを使った方法に比べ約10倍精度が向上したため、座席の特定もほぼ可能になったとされています。

なお、阪口准教授は「データベース作成の自動化やコストダウンができれば実用化につながる。会場にアンテナのダミーを置くだけでも抑止力になる」とコメント。携帯電話などの通信をシャットアウトする装置は免許取得の手続きが煩雑であるなどのデメリットがあるため、試験会場への携帯電話の持ち込み対策などに頭を悩ませる各大学にとって、この新技術は非常に大きな助けとなるのではないでしょうか。

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