【保存版】「プロ無職入門 高木壮太の活ける言葉」出版記念、高木壮太の本やウェブなどの全作文仕事まとめ

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“シンナーを吸ったシュガー・ベイブ”とも称される奥渋谷系バンドLOVE ME TENDERでのキーボードや、自ら監督・脚本・編集した地下映画「RAW LIFEとその時代」などでマルチな活躍をみせる“無職のプロフェッショナル”高木壮太による初の著作「プロ無職入門 高木壮太の活ける言葉」が出版されたことを記念して、彼が本やウェブなどに書き綴った“作文仕事”をすべてまとめてみました。

◆そもそも高木壮太とは?

高木は高校中退後に「本業なき副業」としてキーボーディストとしての活動を始め、これまでにGREAT3やボニー・ピンク、YUKI、エルマロ、和田アキ子など、多数のサポートやレコーディングに参加してきているスタジオミュージシャンです。近年では自身のバンドLOVE ME TENDERや地下映画「RAW LIFEとその時代」で活躍しているほか、ナンセンスに溢れたツイートの数々でTwitter上でも多数のファンを獲得しています。ミュージシャン・キーボーディストとしての仕事はご本人が公式サイトにまとめているので興味のある人はチェックしてみてください。

SOTA WEB

そして、人気を集めたツイートやmixiに掲載した日記をまとめたものが今月発売となった高木壮太初の著書「プロ無職入門 高木壮太の活ける言葉」です。
プロ無職入門 高木壮太の活ける言葉 (P-Vine Books)
まるで伊丹十三と三浦和義から濃縮還元したスノッブをナンセンスで巻いたような内容となっており、ファンには堪らない一冊なのですが、この本は彼が既にネット上に発表した作品をまとめたものなので新作はありません。

というわけで、「すでにTwitterとmixiの日記は全て読んでいる、もっともっと彼の作文が読みた~い!」という全国に推定100人ほどいる高木壮太ノロジスト(博士)のために、ウェブや本で読める高木壮太全作文仕事をまとめてみました。(※基本的に筆者が高木と接触した2007年以降の仕事のみ。それ以前の情報を持っている人はページ下部よりご連絡ください)

◆高木壮太、全作文仕事まとめ

【書籍編】
・スペクテイター Vol.17(2007SPRING&SUMMER)(2007年5月)
Spectator誌17号は、アジアや南米をバックパック一つで旅するような感覚で日本を放浪してみよう、という「日本放浪~VAGABONDING IN JAPAN~」と題した特集が組まれており、ここで高木は47都道府県すべてを周った経験がある“地図愛好家”として「高木壮太の都道府県別見どころガイド」と称し、各県について独自の解説をしています。(※この時点では鳥取県だけ行ったことがなかったようです)


・スペクテイター〈18号〉日本列島オランダ化計画(2008年1月)
今号の特集は「日本列島オランダ化計画」。高木のコラムも「ハウステンボスはオランダ化した日本の夢を見たか?」という題で、会話形式にてハウステンボス取材での驚きや歴史を語っています。


・「BEST DVD 衝撃的 映像作品コレクション」(2008年10月)
お世辞にも印象的とは言い難いタイトルの本書は“視覚モロ感”という帯の扇情的な文句が示すように、映像作品のストーリーや内容などは基本的に無視して視覚的に気持ちが良いものだけをまとめたという、VJのサンプリングネタ向けなガイドブックです。本書の執筆者として参加した高木が選んだ作品を一部抜粋すると「ふしぎの国のアリス」「プリズナーNO.6」「神々の深き欲望」「ノーマン・マクラレン作品コレクション」「POWER OF TEN」「クレクレタコラ」などとひたすらにサイケデリックですが、合間に挟まっているコラムでは追い打ちをかけるように“映画の中のトリップシーン”というコラムまで執筆しています。90年代以降の作品は一切無視しているのもポイントでしょうか。
BEST DVD 衝撃的 映像作品コレクション

・「ジョニー・B・グッジョブ 音楽を仕事にする人々」(2010年7月)
2004年から2006年に渡って行われた音楽イベント「RAW LIFE」の主催者である浜田淳著「ジョニー・B・グッジョブ 音楽を仕事にする人々」は、ミュージシャンやイベンターなどありとあらゆる“音楽の仕事”で生計を立てている人々25人へ根掘り葉掘り聞き込んだノンフィクション・インタビュー集です。音楽業界そのものへ対する興味がある人にとっては非常に面白く読める一冊なのですが、ここで高木はスタジオミュージシャンとしての経歴や仕事のあれこれを具体的な金額を交えながら語っています。
ジョニー・B・グッジョブ 音楽を仕事にする人々

・「音盤時代VOL.0」(2011年4月)
同じく浜田淳による、“音楽を知るため”に書くのではなく、“読むこと自体”をエンターテインメントとして完結させるというテーマの音楽雑誌「音盤時代」。その創刊準備号にて高木は「高木技研工業 ピュア2011のご紹介」と題し、オカルト的なまでに高音質にこだわるオーディオマニアを風刺する得意のナンセンス小噺を寄稿しています。余談ですが、これは氏がmixi日記に載せた作品をブラッシュアップしたものです。


【ウェブ編】
・2ちゃんねる「日本最高所の民家はどこよ?」(2001年12月)
2ちゃんねるの「登山キャンプ板」にあったこのスレッドを立てたのは高木。彼の“測候所とかロッジ、山小屋じゃなくて 普通の民家で一番標高の高いところに住んでいるのはどこの誰さんですか?”という問いかけから発展し、329のレスが繰り広げられました。

日本最高所の民家はどこよ?

・ローカルフードレシピ帳(2008年?~2011年?)
高木はトマトケチャップなどで知られるハインツの公式サイトにて、コラム「ローカルフードレシピ集」を全30回に渡って連載していました。日本各地にある地域限定のおいしい食べ物を現地取材した後にハインツの製品を使って自宅でも再現してみよう、という趣旨となっており、“地図愛好家”の氏ならではのうんちくに富んだコラムとなっています。

ローカルフードレシピ帳 - ハインツ

・Wikipediaのビートルズの楽曲(?)
「ビートルズからの脱却がテーマ」と以前どこかで語っていたように、高木はビートルマニアという側面も持ちます。ビートルズ楽曲のWikipediaの編集を手がけた経験もあるのですが、肝心の曲名を失念してしまいました。情報求む。

【その他】
・Love Me Tenderインタビュー
サービス精神満点でエレキングのインタビューに答える高木はこちら。

interview with Love Me Tender 君はLove Me Tenderを聴いたか? - ele-king Powerd by DOMMUNE | エレキング

◆情報を募集しています

ほとんどの著作を網羅したつもりですが、今回紹介した本やウェブサイト以外でも彼の作文が読めるものはあるかもしれません。もしも「これに載っていたよ」という情報を持っている人がいましたら、ページ下部にある問い合わせフォームよりご連絡ください。随時更新していきます。

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