Foxconnブランドを展開する鴻海グループがシャープの筆頭株主に、競争激化による価格下落に対応

このエントリーをはてなブックマークに追加



国際競争の激化で液晶パネルなどの製品が急速に値下がりする中、シャープが電子機器の受託生産を請け負う世界最大手の鴻海グループ(Foxconnブランドを展開)と提携することが明らかになりました。



鴻海グループとの戦略的グローバル・パートナーシップの構築について | ニュースリリース:シャープ

シャープのプレスリリースによると、同社は電子機器の受託製造サービスの世界最大手企業である鴻海グループと業務提携するとともに、鴻海グループを割当先とした第三者割当による新株式の発行を行うことで合意したそうです。

これはエレクトロニクス事業を取り巻く環境がデジタル化の進展とグローバルレベルでの競争激化、急激な価格下落などを受けて厳しさが一層増していることを受けたもので、シャープの堺工場が生産する液晶パネル、モジュールを最終的に50%まで引き取り、「ワンカンパニー」として同工場を共同で事業運営するとのこと。

そしてシャープのオンリーワンデバイス・商品の開発力と、鴻海精密工業の高い実装生産力・コスト競争力など、両社の強みを活かしたグローバルレベルの新たなビジネスモデルを構築する考え。なお、今回の提携により鴻海グループはシャープの9.88%の株式を取得し、日本生命(持株比率5.01%)を上回る筆頭株主となります。

また、今後は市場ニーズにマッチしたコスト競争力のあるデバイス・商品のタイムリーな市場投入を行うほか、さらに液晶パネルや液晶テレビ分野において、双方の生産規模を合わせたスケールメリットや部材調達力を活かし、グローバルレベルでのコスト競争力強化を実現するとしています。

・関連記事
2~3万円台にまで値下がりした激安液晶テレビから「本当のお買い得品」を探してみた | BUZZAP!(バザップ!)

シャープがスマートフォンのAndroid 4.0アップデートを提供へ、現在発売中のモデルも対象に | BUZZAP!(バザップ!)

このエントリーをはてなブックマークに追加