大阪の老舗クラブ「NOON」が22時前に客を踊らせていたという理由で摘発、スタッフ8人逮捕

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By *saxon*


大阪、梅田の老舗ナイトクラブ「NOON」が4月5日、21時50分頃に「無許可で店内にダンススペースを設け、客にダンスをさせていた」という理由で摘発され、経営者を始めスタッフ8人が逮捕されるという事件が起こりました。

クラブを無許可営業、容疑で8人を逮捕 大阪・曽根崎署 - MSN産経ニュース

以前より当サイトでは関西の行き過ぎた風営法の適用に対する風営法改正の動きについて取り扱ってきましたが、今回は深夜帯でもなく、22時前という時間帯での摘発ということで、これまでの摘発よりもさらに厳しい風営法の適用となります。

大阪や京都では警察のクラブへの取り締まりが激化した後、風営法の定める午前0時(地域により午前1時)までに営業を終了する動きが主流となっていました。今回摘発された「NOON」もこの日、23:30で終了するイベントを行なっていましたが、より厳密に風営法を適用すると「いかなる時間帯であろうと無許可で客を踊らせてはいけない」ことになり、摘発、逮捕につながっています。

こうした基準によって取り締まりを行った場合、事前に許可を取っていないライブハウスやカフェ、DJバーなどでのライブやイベントについても「客が踊っていれば」摘発が可能となります。つまり、今までは主にクラブでの話でしたが、バンドのライブなどでも同様の問題が起こってくることになります。

さらに、「踊る」定義について言えば「体が揺れている」程度でも踊っているとして摘発対象とされた例もあります。例えばBGMとして大きめの音量で音楽を流していて誰かの肩が揺れていれば、イベントなどでなくとも警察の判断でアウトとなってしまう非常に厳しい状況となります。

中学校でダンスが必修化され、今後ダンス人口が増えると予想される現在、戦後すぐに作られた風営法がそのままの形で残り、こうした形で運用されることは文化的な意味でも、実際に関わって働いている人がいる以上経済的な意味でも大きなマイナスとなりかねません。

以下、Twitter上での反応。

クラブを無許可営業「NOON(ヌーン)」を摘発。NOON利用者の見解まとめ - Togetter

このような状態が続くのであれば、風営法が変わる以外にクラブシーンをこれまでのように存続させることは難しいのかもしれません。

【追記】
なお、NOONは現在もカフェ営業を9:00-20:00にて継続中。ホットドッグがおいしいと有名で、それ以外のランチメニューなども充実しています。写真はチーズホットドッグ280円。美味でした。


踊ってはいけない国、日本 ---風営法問題と過剰規制される社会
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