経営再建中のシャープが営業黒字達成へ、IGZOやプラズマクラスターが好調に

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経営再建中のシャープが営業黒字に転換したことが明らかになりました。

背景には消費電力の低さに定評があるIGZO液晶の量産が軌道に乗ったことなどが挙げられています。



シャープ:営業黒字に…IGZOで反攻 10〜12月期- 毎日jp(毎日新聞)

毎日新聞社の報道によると、シャープの2012年10~12月期の連結営業損益が、当初計画の赤字から黒字転換したそうです。これは2011年7~9月期以来、5四半期ぶりで、黒字幅は200億円前後。

営業黒字に転換した背景として、昨年秋以降に液晶テレビの需要が回復したことや省エネを実現する世界初のIGZO液晶の量産が軌道に乗ったことが挙げられており、さらにプラズマクラスターイオンを搭載した空気清浄機などの白物家電が好調で、円安進行による輸出拡大も利益を押し上げたとのこと。

なお、シャープの2013年3月期通期の営業損益見通しは1550億円の赤字となる見通しで、2012年10~12月期までは赤字となり、2013年1~3月期で挽回して2012年度下期を黒字転換する計画でしたが、営業黒字化により主力銀行からの融資を受ける条件をクリアした形となっています。

ちなみにシャープは業績を建て直すために大規模な人員の整理を行っており、2012年12月13日にはGALAPAGOS公式アカウントがTwitterで空になった机の写真共に「明日の出社を最後に、2960名の仲間が去ります」という非常に切ないツイートを公開。


IGZO液晶の省電力に加えて、高いスペックを実現した「AQUOS PHONE ZETA SH-02E」のような機種を開発するなど、決して技術力が低いわけではないシャープであるだけに、是非とも復活してもらいたいところです。


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