致死率10%以上、ダニによる「重症熱性血小板減少症候群(SFTS)」で新たに2名の死亡が確認される

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ダニが媒介する疾患「重症熱性血小板減少症候群(SFTS)」により、山口県で国内初の死亡者が確認されたことは記憶に新しいですが、新たに2名の死亡者が確認されました。



重症熱性血小板減少症候群(SFTS)患者の国内での確認状況|報道発表資料|厚生労働省

厚生労働省の報道発表資料によると、新しいダニ媒介性疾患「重症熱性血小板減少症候群(Severe Fever with Thrombocytopenia Syndrome: SFTS)」の症例が国内で初めて確認されたことを受け、医療機関に対して同様の患者を診察した場合は情報提供するように自治体を通じて協力を要請したところ、愛媛県および宮崎県の成人男性2名が昨年秋に死亡していることが明らかになったそうです。

SFTSは2011年に中国で命名された新規感染性疾患で、中国国内の調査から現在7つの省(遼寧省、山東省、江蘇省、安徽省、河南省、河北省、浙江省)で患者発生が確認済み。ヒトへの感染はSFTSウイルスを有するダニに咬まれることによるとされ、患者血液や体液との直接接触による感染も報告されています。

また、同ウイルスに感染すると6日~2週間の潜伏期を経て、発熱、消化器症状(食欲低下、嘔気、嘔吐、下痢、腹痛)、頭痛、筋肉痛、神経症状(意識障害、けいれん、昏睡)、リンパ節腫脹、呼吸器症状(咳、咽頭痛)、出血症状(紫斑、下血)等の症状が出現。有効なワクチンは無く、致死率は10%を上回るとのこと。

流行期はダニの活動が活発化する春から秋と考えられており、草むらや藪など、ダニの生息する場所に入る場合には、長袖の服、長ズボン、足を完全に覆う靴を着用するなど、肌の露出を少なくすることが重要とされているため、くれぐれも注意が必要。以下のリンクにQ&Aなどが掲載されています。

(PDFファイル)重症熱性血小板減少症候群(SFTS)の国内での発生について (情報提供及び協力依頼)


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