「資源大国・日本」も、メタンハイドレートやレアアースに続いて石油や天然ガス埋蔵も調査へ

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消費大国であるにもかかわらず、日本は石油燃料やレアアースなどの資源に乏しいと言われ続けてきましたが、先日お伝えしたメタンハイドレートからの天然ガス採取を皮切りに相次いで事情が変わりつつあることが明らかになりました。



プレスリリース<JAMSTECについて<独立行政法人海洋研究開発機構

独立行政法人海洋研究開発機構と東京大学大学院工学系研究科が共同で発表したプレスリリースによると、今年1月に深海調査研究船「かいれい」によって南鳥島周辺の水深5600~5800メートルの海底表層付近におけるレアアース濃度の鉛直分布を調査したそうです。

その結果、南鳥島南方の調査地点において、海底下3m付近に最高6500ppm(0.65%)を超える超高濃度のレアアースを含む堆積物「レアアース泥」が存在し、複数の地点で海底下10m以内の浅い深度からレアアース泥が出現することを発見したとのこと。

南鳥島周辺の調査海域。赤い部分は高濃度のレアアース堆積が見込まれている部分です。


佐渡沖資源中旬に調査 メタンハイドレートも計画、確認できれば国内最大規模+(1/2ページ) - MSN産経ニュース

さらに本日産経新聞社が行った報道によると、経済産業省が日本海側の資源開発を本格化させ、まず愛知県沖の深海からメタンハイドレートの産出に世界で初めて成功した地球深部探査船「ちきゅう」を用いて、4月中旬から新潟県佐渡島の南西沖約30kmの海底で石油と天然ガスの埋蔵量調査に着手。

同省が2008年度に行った調査では、佐渡島沖では石油や天然ガスが埋蔵されている可能性がある面積が100平方kmを超え、中東の中規模程度の石油・天然ガス田に相当する可能性があることが判明しており、6月下旬からは数日間にわたって海底下の石油・天然ガスを取り出す産出試験を実施する予定とされています。

また、次世代エネルギー資源「メタンハイドレート」についても、今夏に佐渡沖と石川県沖で資源量を調査し、2014年度には秋田・山形県沖や島根県の隠岐島周辺、2015年度には北海道周辺へ調査対象を拡大するとしているため、今後の実用化に向けた動きに期待が集まりそうです。

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