irohaの開発とこれからについて、TENGAさんに直撃インタビューしてきました【後編】

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インタビュー前編に続いて、あのTENGAから発売されて大きな話題となっている女性用セルフプレジャーブランド「iroha」について、女性広報担当者からお話を伺いました。

開発にあたっての苦労話や実際の売れ行きを前編ではお伝えしましたが、後編ではそもそもどうしてirohaを開発したのか、TENGA自体が社会的な「性」の位置付けをどのように変えていきたいと考えているのか、そしてどこに向かおうとしているのかなどの今後についても触れられています。


■コンセプトについて

BUZZAP!編集部(以下B):
そもそも、なぜ女性用のセルフプレジャーグッズの開発を始めることになったのでしょうか?

伊藤しずか(以下:伊):
TENGAのコンセプトは「性を表通りに、誰もが楽しめるものに変えていく」というものです。その「誰もが」というのは健常者の男性だけではなく、障がいを持っている方や高齢者、そして女性という考えもありました。ですので元々TENGAを出した時からゆくゆくは女性用も出したいという気持ちはありました。

今年で(TENGAは)8年目に突入するのですが、創業当時は男性向けのものの開発だけで手一杯という状況だったので、女性ものを作りたいという気持ちはあってもなかなかできる状況ではありませんでした。

約1年半程前になりますが、開発に携わる女性スタッフも増え、男性向けのTENGAと女性向け製品の開発を両立してできる状況が整ったので、女性向け製品の開発が具体的にスタートしたという状況です。その前から準備期間ということで細かなことはやっていましたが、プロジェクトが進んでいったのはその時からです。

B:
「性を表通りに」というコンセプトを推し進めていった時のイメージはどのようなものでしょうか?

伊:
分かりやすいところで言うと、一般プロダクトと同じように皆さんに認識していただきたいです。TENGAの販売店はこれまでは成人向けのお店が中心でしたが、ドラッグストアやアパレルのセレクトショップなど、さまざまな場所に徐々に置かれるようになっています。さらに一般的な場所と考えると、コンビニエンスストアなどへの進出が今後の更なる目標です。

B:
かなり実現に向けて進まれているイメージはありますね。

伊:
例えば、初めて見る場所がドラッグストアであれば、こういうグッズに対しポジティブな印象になるのではないかと考えています。

また、弊社が行ったリサーチでは女性がグッズを使うきっかけはパートナーからの提案ということが多いので、カップルで買う方もいるけれど、男性がプレゼント用に購入するケースも多いかと思います。

B:
海外製とかすごくおしゃれなのがあるけれど、値札を見たら1万円や2万円となって手が届きにくいけれど、irohaはAmazonだと5000円弱くらいで買い易い価格ですね。

それに、いかにもアダルトグッズというデザインでないから、プレゼントとしても選びやすそうですね。


■今後の展開

B:
これからの展開ということでお伺いしたいのですが、今回は初心者、ビギナー向けということだったのですが、よりコアでディープな、既にこうしたグッズを使っている中、上級者への商品的なアプローチは考えておられますか?

伊:
申し訳ございませんが、今後の発売商品に関しましてはまだ発表できません。ですが、当然男性用(TENGA)と同じように、色々な方に楽しんで頂けるようラインナップを充実していきたいと思います。

B:
ひとりで使うと同時にペアで楽しむような商品の開発は考えておられますか?

伊:
残念ですが、それもまだこの場でお伝えすることはできません。
楽しみにしていてくださいね。


B:
「表通り」ということなんですが、いつ頃にブレイクスルーをしたという実感はありましたか?

伊:
設立2年目くらいに、著名人の方々にTENGAをネタとして発信していただいたことが大きなターニングポイントかとは思います。ただ、社内的にはまだまだこれからと感じております。


B:
本日はお忙しいところ、本当にありがとうございました。

女性向けセルフプレジャーグッズのブランドirohaは、TENGAが世に出た当初からの「性を表通りに、誰もが楽しめるものに変えていく」というコンセプトの結晶と言えます。そしてirohaの開発の中では女性の視点から見た繊細なこだわりが深く込められています。

女性の性生活はなかなか表立って語られることの少ない問題ですが、こうした商品開発の中から新たな選択肢や可能性が生まれてくるように感じます。

性欲は人間の根源的な欲求に関わる部分でもあり、同時に大きな快楽でもあります。これまでは日陰に追いやられていましたが、まじめに、そして楽しみとして表通りで考えていけるようになることが求められているのではないでしょうか。





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