農業用水に放射性物質を含む汚染水340トンが流れていたことが明らかに、地元自治体に説明なし

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東日本大震災による福島第一原発の事故を受け、周辺地域の放射性廃棄物を取り除く「除染」作業が行われていますが、なんと農業用水に汚染水が流れ込んでいたことが明らかになりました。



農業用水に汚染水340トン 原子力機構が計画了承 - 47NEWS(よんななニュース)

共同通信社の報道によると、2011~2012年に日本原子力研究開発機構が発注した除染モデル実証事業において、中堅ゼネコンの日本国土開発が福島県南相馬市で生じた汚染水340トンを農業用水に使う川に流していたことが判明したそうです。

原子力機構は川に流すことを知りながら、排水経路に触れていない国土開発の計画書を了承し、地元に提出していたとのことで、南相馬市は排水の説明が無く、排水されたことも知らなかったと反発しているほか、福島県も説明は受けていないとしています。

なお、被災地で作られた農作物などについては、復興を応援するため、農林水産省がフード・アクション・ニッポンと「食べて応援しよう!」キャンペーンを展開中。

「食べて応援しよう!」 | FOOD ACTION NIPPON(フードアクションニッポン)


そんな中で発覚した汚染水の流入であるだけに、心配せざるを得ないわけですが、農作物に含まれる放射性セシウム濃度については厚生労働省が検査結果を随時公開中。2013年7月9日分について、基準値を超過したものは無いとされています。

食品中の放射性物質の検査結果について(第680報)|報道発表資料|厚生労働省


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