NVIDIAが「Tegra Note」発表、世界最強の7インチタブレットを1万円台で実現可能に

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NVIDIAが世界最強の7インチタブレットを簡単に実現できる「Tegra Note」を発表しました。

NVIDIA Reveals Tegra Note - Complete Tablet Platform, Powered by Tegra 4

NVIDIAの公式ブログによると、同社はハードウェアやソフトウェア(アップデート含む)、インダストリアル・デザインにアクセサリ類、さらにゲーム開発にかかわるパートナー各社のネットワークまでをNVIDIAが1つにまとめ、メーカーが製品を販売するタブレット向けプラットフォーム「Tegra Note」をリリースしたそうです。

同プラットフォームは「Tegra Tab」という名称で開発されていたもので、機能が充実したタブレットを各社が独自開発するよりも安くリリースできるほか、NVIDIAにとっては世界各地のパートナー企業が持つ営業や流通のノウハウを活用できるというメリットもあるとのこと。

このような取り組みは今回が初めてではなく、同社は1年ほど前に高品位なTegra 3タブレットを低コストで構築できるレファレンス・デザインとして「Project KAI」を発表。ここから生まれた製品のひとつがGoogleの初代Nexus 7で、今回のTegra Noteはもう一歩先の、完全なプラットフォームを提供するものとなっています。

なお、「Tegra Note」タブレットは今後数ヶ月にわたってEVGA、PNY、Oysters、ZOTAC、Colorful、Shenzhen Homecare、XOLOなどが北米や欧州、アジア太平洋地域で「Tegra Note」タブレットをリリースするほか、HP、ASUS、東芝、Kobo、Xiaomiも投入予定。

気になるスペックは以下の通りで、予想小売価格は199ドル(約1万9600円)から。OSに100%純粋なAndroidを採用でき、ベースとなったTegra 4プロセッサの性能を十分に生かせるなど、手軽に新技術を手にできるようになっています。


・プロセッサ
72コアのGeForce GPUと4コアのCortex-A15 CPUおよびバッテリーセーブ型コアを併せ持つ「Tegra 4」を採用することで、7インチタブレットで世界最速のパフォーマンスが得られます。

・ディスプレイ
7インチHD IPS LCDディスプレイ(1280×800)

・カメラ
背面は500万画素、前面は30万画素。Tegra 4の処理能力とChimera コンピュテーショナルフォトグラフィ・アーキテクチャを活用した各種新機能が搭載。

iOSで大人気のカメラアプリ、SmugMugの「Camera Awesome」アプリをAndroidで初めて使えるほか、同アプリではスローモーション再生が可能な100fpsビデオなど、Tegra 4搭載機器でしか使えない機能も提供されます。

・ストレージ
ストレージ容量は16GBで、microSDでもう32GB拡張可能

・NVIDIA PureAudio
タブレット随一の周波数幅を実現するなど、高品質なHDオーディオを実現。スピーカーは独自のバスレフ・ポート付きのステレオスピーカーが前面に搭載されています。

・NVIDIA DirectStylus
鋭い先端とブラシのような先端など、先端を交換可能なスタイラス「DirectStylus Pro Pack」は、自然な感覚で書いたり幅広の線を描いたりすることが可能。狙った通りの応答を間違いなく得られる技術により、さまざまな書き方にも対応できるほか、メモが作れる便利なアプリも用意されます。

・TegraZone
Tegraプロセッサ向けに最適化された各種ゲームが提供され、ほかのタブレットでは得られない特殊効果も。Bluetoothコントローラ各種もサポートしており、コンソールと同等のゲーム体験が得られます。

・豊富なアクセサリ
microHDMIコネクタを利用して、大画面テレビへの接続が可能なほか、折り曲げればタブレットを支える台としても使えるインテリジェントなスライド・カバーが登場。磁石を内蔵することで、タブレットの置き方も3種類から選択可能です。

・OS
100% Android(最新バージョン)

・ソフトウェアアップデート
NVIDIAから直接、OTA(Over The Air)でアップデート可能に

・バッテリー寿命
HDビデオを10時間再生可能

LTEモデムを統合し、高性能スマートフォンを簡単に提供できるようにする「Tegra 4i」プラットフォームなど、モバイル機器の開発のしやすさを押し出し、Snapdragonで先行するクアルコムを追随するNVIDIA。ハードウェアの断片化がAndroid OSのアップデートを妨げている部分があることを考えると、期待してみたくもあります。

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