風営法改正案の今国会提出見送りへ、内閣部会で「子供に夜中まで騒ぐことを許すことになる」など批判相次ぐ

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今国会に提出される見込みであった風俗営業法改正案ですが、自民党の内閣部会での反対意見により、提出を見送る方針となりました。

MSN産経ニュースの報道によると、70名以上の国会議員からなる超党派のダンス文化推進議員連盟はクラブの営業を大幅に緩和する風営法改正案をまとめていましたが、5日に開かれた自民党の内閣部会で若者への悪影響を懸念する声が相次いだことから今国会への提出を見送りました。

「子供に夜中まで騒ぐことを許すことになる」ダンス営業緩和法案、提出見送り - ライブドアニュース

改正案ではクラブの営業時間を現在の午前0時(一部地域では午前1時)を午前6時まで認める他、18歳未満の年少者についても午後10時までの入場を認めるなど、ダンス文化振興の面から多くの規制が緩和されていました。

こうした改正案に対し、内閣部会では「子供に夜中まで騒ぐことを許すことになる」「行きすぎた緩和だ」といった批判が続出、国会の会期末が6月22日に迫っていることから改正案の修正や党内調整が間に合わないと判断、秋の臨時国会に向けて調整を行う方針を固めました。

内閣部会終了後にダンス文化推進議員連盟で会長を務める小坂憲次元文部科学相は「ダンスのおもてなし的側面を拡大することの必要性は皆さんも認めているが、今国会中は日程的に難しい」と述べました。

NOON裁判の無罪判決を始め、大きな進展の続いていた風営法のダンス営業規制問題。改正は早くともこの秋以降になりそうです。

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