東京国際映画祭のキャッチコピーが不快な愛国ポルノであると大きな批判に

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「日本はすごい!」「日本は世界から愛されている」「世界に尊敬される日本人」のような論調のテレビ番組や書籍が増える昨今。
ともすれば他国を下に見るような排外主義的な考え方につながりかねないことから「愛国ポルノ」と揶揄されています。

そして現在開催中の国際的な映画祭のキャッチコピーにすらそのような記述がみられたことで、批判が寄せられていることが明らかになりました。

現在まさに開催されている東京国際映画祭2014ですが、Twitterに投稿された映画祭のとあるキャッチコピーが高慢な愛国ポルノ全開であるとしてネット上で非常に不快で国際的な映画祭に全くそぐわないと大きな批判が巻き起こっています。

問題のキャッチコピーはこちら。


ニッポンは、
世界中から尊敬されている
映画監督の出身国だった。
お忘れなく。

Lest we forget; our nation
gave birth to some of the world's
most respected directors.


英語の文章のWeが国際映画祭であるにも関わらず日本人に限定されていることはもちろん、日本出身であることを述べるためにour nation gave birth toと「我々の国家」を主語にしています。完全に国内向けであるならともかく、世界に向けて発信する映画祭でこれをやってしまうとは国際感覚のなさは呆れるばかり。

ネット上では以下のように批判が噴き出しています。





東京国際映画祭のとあるコピーがひどい - NAVER まとめ

コピーの酷さはもちろん、こうしたコピーが考案されただけでなく、採用されてポスターにまでなってしまっているということに対しても暗澹たる思いを抱く人が少なくないようです。

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