「寺社に油」事件、キリスト教系宗教団体の幹部に逮捕状「日本の寺社を油で清め、古い慣習から解放」などと語る

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京都や奈良、千葉などで多くの寺社に油が撒かれ、全国を賑わせた事件でキリスト教系宗教団体の幹部に逮捕状が出されたことが明らかになりました。

2015年2月に京都の世界文化遺産・二条城に、3月以降にも同じく世界遺産である京都の東寺、奈良の東大寺などに油が撒かれた事件は大きく全国を賑わせました。この事件はその後も続き、5月7日までに14府県の43箇所の寺社に油が撒かれていましたが、キリスト教系宗教団体の幹部に逮捕状が出されました。

この幹部は東京都出身でアメリカ合衆国在住の52歳男性。2013年に教団を設立し、同年夏頃から中国地方の城や神社、九州地方の神社で「お清め」などと称して油を撒いてきたことを信者向けの集会で証言していました。男性は「日本の寺社を油で清め、日本人の心を古い慣習から解放する」などと述べていたとのこと。

この男性が3月下旬に千葉県香取市の香取神宮の建造物に液体をかけた姿が防犯カメラに映っており、千葉県警は建造物損壊容疑で逮捕状を取っています。

寺社に油事件、宗教団体幹部に逮捕状 「お清め」と証言:朝日新聞デジタル

証言からすると、この宗教団体幹部の男性は日本の寺社を「お清め」するべき対象、つまりある意味では「日本人の心を古い慣習」に縛り付ける「悪しきもの」として見ていたことになるとも言えそうです。信教の自由が憲法に寄って保証されているとは言え、それが他者の信仰や宗教を貶めてよい理由とならないことは忘れてはなりません。

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